朝ドラ「虎に翼」直言(岡部たかし)、最後の懺悔

虎に翼

いよいよ直言(岡部たかし)の体調が悪化しました。そんな時、直言は家族全員を呼び集めました。優三のことを謝るかと思いきや、嫁の花江(森田望智)に対して「いつまでも家族だが、好きな人ができたらその人と暮らしていい」などと言い出したのです。

これを聞いた花江は「お父さん、それ今する話じゃないでしょう」と訴え、寅子に直言としっかり話をするよう促しました。

ようやく寅子と向き合った直言は「ごめん」と頭を下げ、一家の大黒柱である寅子が倒れたら我が家がダメになると思い、言い出せなかったと打ち明けました。

これで楽になったのか、直言は突然、「結婚したとき、正直、優三くんか~と思った」と言い出しました。「花岡君がいいなあって思ってただよな?母さん。下宿先を見に行ったこともあるし、土産も持っていったこともある。佐賀に行く知り合いに顔を見てきてもらったこともある」と、まさかのカミングアウトをしました。

寅子は呆然とするも、直言の告白は止まりません。「もちろん優三くんにも感謝しているし、かわいい孫にも会わせてくれた。でも直道と花江ちゃんの結婚とは違うというか…花岡君だと思い込んでた。周りに自慢できるぞって思ったりしちゃった」と、正直すぎる思いを次々と吐露しました。

さらに直言は、はるに黙って飲みに行ったことや、直明が頭が良すぎて本当に俺の子なのかと疑ったこと、花江がどんどん強くなって嫌だなあと思ったことなども懺悔しました。寅子も「いったんやめてくれる?一生分の懺悔する気?」と呆れるばかりでした。そして、これで楽になったのか、直言は数日後、天国に旅立ちました。

思い起こせば、寅子が花岡に失恋し、両親に「花岡はきれいな人と婚約した」と告げた際、直言とはるがそろってずっこけたシーンがありましたが、思わぬ“伏線”回収となりました。

直言さんが亡くなる前にあれだけ元気に話していたので、長生きできるだろうと思っていました。しかし、ハルさんの「まだ」に驚きました。ここで笑っていいのか悪いのか、少し迷ってしまいますよね。でも、ハルさんらしい言葉がとても印象的でした。

花江さんも旦那さんが亡くなってしまい、この後どうなるのかと心配していましたが、寅子の優しい言葉で少し安心しました。やはり、最高の家族だと感じさせられる内容でした。

今朝の朝ドラは、泣けるシーンと笑えるシーンが両方ありました。直言さんが今まで黙っていたことをスラスラと話す姿を見て、亡くなるなんて思いませんでした。もしかすると、死の直前に全てを話して心をすっきりさせて旅立ちたかったのかもしれません。とらちゃんが優三さんの死を知った後も冷静だったのは、覚悟をしていたからでしょうかね。ますます気になるドラマです。

前日のラストから重い内容の暗い泣きの回になるかと思いきや、今日のお話は泣きそうになったり笑ったり感動したりと、15分間にぎゅっと詰まった放送回でした。直言さんは最期まで憎めない存在感でした。岡部さんの演技、お見事でした。ありがとうございました。

さすがアホのオッチャンを演じた岡部さんだと思いました。最期も岡部さんらしく面白おかしく懺悔して、亡くなる前の人とは思えないほど面白い懺悔でした。岡部さんの味が一番出ていたシーンだったのではないでしょうか。岡部さん、お疲れ様でした。次回は主演でのご活躍を期待しています。

昨日のラストがあのシーンだったので、今日はどんな悲しい事があるのだろうと思っていましたが、悲しくて辛い中にもお父さんらしさがありました。お母さんの「まだよ」にも笑ってしまいました。優三さんが亡くなったことは事実なので、もっとみんなで悲しむシーンもあるのかなと思いましたが、それは明日以降なのでしょうか。

お父さんの退場がしんみりとせず、良かったです。うるうるしていたのに、懺悔というか物申したかったことがどんどん口から飛び出してきた頃には笑顔になりました。お母さんの「まだよ」で吹き出してしまいました。「結婚相手は花岡さんが良かった。」という思い出し笑いをしました。お父さん主役のスピンオフドラマがあれば、見てみたいです。

はるさん、花江さん、寅子さんの三人が続けざまに夫を亡くし、ほんの数年で後家三人になってしまいました。当時の考え方では、家を継ぐのは男性とされていたため、直明にかかる期待や重圧は今とは全く違うものだったでしょう。寅子さんが直明の「学びたい」という想いをどれだけ尊重し、援助していくのかに注目して見ていきたいと思います。

直言さんの最期が思ったほど湿っぽくなくて、むしろ助かりました。花岡さんへの思いは親として当然のことだったのでしょうね。妙に感情移入して見てしまいました。

嘘をついたりもしていたとはいえ、それぞれが言いたいことを言って、少し我儘で絶妙なバランスの家族でした。これが家族の理想の形なのかもしれません。もちろん、みんな優秀で育ちが良いというのもありますが。

優三さんは庶民派で少し不器用だったため、親としては娘の結婚に夢を見ていたのだろうと思います。とらちゃんが見合い相手を探して欲しいと両親に頼んだ時、花岡さんにはきれいな婚約者がいると聞いて、直言さんとはるさんは驚いていました。花岡さんに探りを入れていたのですね。

直言さんのコメディチックな懺悔の内容と軽快なBGMが流れていたのに、最後の尾野語りには驚かされました。上手い構成と言うべきか、ズルいと言うべきか悩むところです。

寅子たちが疎開先から登戸に帰ってきた日、がらんとした工場敷地で直言さんが燃やしていた古紙の中に英字の新聞が見えたような気がして、信号弾や発煙筒を使う斥候部隊との関わりがあるのではと想像しましたが、取り越し苦労でした。それでも、お父さんが安らかで良かったです。

本当に仲の良い家族だと思います。我が家では、元カノや元カレの話はタブー扱いです。こんな風に笑いながらも本音を話せる家族が羨ましいです。

月曜日に直道さんで号泣し、火曜日には優三さんの知らせ、水曜日にはお父さんで泣くという3日連続は辛いです。もちろん泣かされましたが、まさかの喜劇要素があったのは驚きでした。この俳優陣だからこそ成立する泣き笑いですね。

ありったけの懺悔をしてスッキリした顔で逝くなんて、最期までパパらしいです。ちょっと情けないけれど、いつでも寅ちゃんの一番の味方で、優しい父親でした。でも、優三さんにはもっと感謝して欲しかったです。

昨日の見出しでは、直言が家族に言えない大きな秘密を打ち明けると書かれていたので、有罪だったのかと想像していましたが、さらなる衝撃事実が花岡下宿事件とは驚きました。娘を心配する親らしい行動で、微笑ましかったです。

家族も含めて現実の人間社会は、情愛と打算が複雑に絡み合っていることをうまく描いているドラマだと思います。まさかこんな展開になるとは思わず、少し肩透かしを食らいましたが、お父さんらしくて良かったのかもしれません。

でも、お父さん!優三さんのこと、そんな風に言うなんてショックです。亡くなる1週間前くらいに突然元気になったりすることはよくあります。調子が良くなってお茶に誘われ、楽しく談笑した後、数日後に訃報を聞くこともあります。

この期に及んで花岡君がよかったとは。親として少しでも良い暮らしをして欲しいと思うのは当然ですね。現実はなかなかうまくいきませんが。

直言が懺悔している途中で、寅子が遮ってしまいましたが、残りの懺悔も話して欲しかったです。「だよな?母さん」と、はるさんを巻き込もうとする直言さんには笑ってしまいました。

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