朝ドラ「虎に翼」轟太一(戸塚純貴)の好感度が上がりすぎて、岩田剛典はコントになってしまう悲劇

虎に翼

前日の放送で株が上がった、轟太一(戸塚純貴)の好感度がこの日も引き続きアップ。梅子と寅子らの会話を立ち聞きするシーンにネットも反応した。

岩田さんが演じる花岡のキャラクターを好感度の高い役として描くとドラマがさらに盛り上がる可能性がありますが、彼を意図的に暗いキャラクターとして設定したことが、物語に新たな魅力をもたらしています。しかし、花岡にも梅子と同様に、なぜ弁護士を目指すのか、その深い理由が存在するのだと思います。また、時代遅れの男性像を持つ轟ですが、実際には心優しい人物であるため、戸塚さんの役に非常に合っていると感じます。

戸塚純貴さんは、過去10年間多くのドラマで活躍し、明るく若々しい役柄や、コミカルなキャラクターで注目を集めてきました。彼は元々、ジュノン・スーパーボーイコンテストで理想の恋人賞を受賞して芸能界に入った、外見の魅力的な人物です。

本日のエピソードを通じて、轟さんが過去に傲慢さから脱却する経験を持つことが示唆されているように感じました。

また、小橋さんのように他人を罵倒する小悪党だけが問題を生んでいるわけではなく、実際には「認めてやっている」と主張しながら他人を見下すような傲慢な人々が、問題の根源であると思います。男性であろうと女性であろうと、個々人が異なる背景を持っており、それぞれを尊重する必要があります。

梅子さんの家庭のエピソードは、傲慢な態度を正当化する法律が、さらに傲慢な人々を生み出す可能性があることを示しています。その連鎖を断ち切るために法律を学ぶ梅子さんの取り組みは大変意義深いものです。

花岡さんを含め、寅子さんたちと共に学びながら、傲慢さに気づき、優れた法律家に成長していく過程が描かれることを期待しています。

轟は男女の差別をしているわけではなく、彼なりの区別をしているのかもしれません。男女の役割に対して強い理想を持っているため、それが表面化しているのだと考えられます。花岡が母親を早くに亡くしている一方で、轟は母親からたくさんの愛情を受けて育ったため、家庭を大切にする母親の姿を理想として女性に求めているのかもしれません。どのような状況でも、轟は魅力的なキャラクターであり、男性からはうるさいと言われることもありますが、ハイキングを全力で楽しむ彼の姿は見る人々にとって愛おしいものです。

ハイキングシーンが非常に危険な場所で行われていると感じましたが、それは崖からの転落シーンを撮影するためだったのですね。少々無理があるようにも思えますが、設置された手すりが不自然で、転落するシーンが意外にもコミカルで笑ってしまいました。確かに、毎回の驚くべき展開は従来の朝ドラとは一線を画しています。

花岡は佐賀県出身で、幼い頃に母を失ったために母親の愛情をほとんど知らずに育ったのですね。知識としては女性を理解しているつもりでも、本能的にはどのように接してよいか分からない部分があるのかもしれません。寅子の傷を優しく手当てする一方で、女性からの告白には冷たく対応してしまうことがありますね。

そして、今日の主役は梅子・平岩紙さんでした。法律家を目指す彼女の切なくも悲壮感のある覚悟とその理由が心に響きました。「もっと早く言ってくれれば力になれたかもしれない」という他の登場人物の言葉と、「皆さんがこの私を好きになってくれたから」と梅子さん自身の言葉は、非常に感動的でした。

光三郎君は梅子さんのおにぎりが大好きで、とても良い子ですね。また、花岡の家族背景や出身地を知ることで、彼と轟の間にある予想外の親しさが明らかになり、お互いに一定の距離を保ちながらも、意外と仲が良いことが判明しました。

轟くんは梅子さんの話を偶然聞いてしまい、その後の展開がどうなるか、非常に楽しみです。今日の展開で、花岡の評価は下がり、轟の評価は急上昇しました。今後も女子部のメンバーとして信頼できる存在になってくれることを期待しています。

戸塚さんは、YouTubeの吉野家牛丼の動画でアムロのコスプレをして演じた時が非常に面白かったですね。佐藤さんと中野大賀さんとの共演も楽しく、彼らの演技には笑わせてもらいました。

今後も、轟さんや花岡さんのキャラクターがどのように展開していくのか、非常に楽しみです。特に米津玄師さんのオープニング曲は初めは掴みどころがなかったものの、今では完全に馴染んで楽しんでいます。映像とのマッチングも素晴らしく、ドラマの世界観をより深めています。

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