万太郎

竹雄は大きな風呂敷を抱えて峰屋に入ってきました。その中身は大量の本です。 どうやら万太郎はタキに頼んで大量の本を取り寄せたようです。 「全巻そろうたがは名教館にもないがじゃ、おばあちゃんありがとう」 満足げな万太郎の様子を見て、分家の豊治さ...

蘭光は名教館の中庭に生えている植物の知識を万太郎に語りかけます。興味津々の万太郎は蘭光から植物の本を借りますが、文字を知らないため読むことができません。万太郎は借りた本を持って古沢に助けを求めますが、講義中の古沢に助けを求めると、そこにまた...

万太郎は、名教館の中庭に生えている植物の知識を語る謎の男の話に目を輝かせます。そして、男から植物の本を借りますが、万太郎は文字を知らず、読むことができません。 すると、万太郎は授業をしていた講師の古沢のもとに駆け寄り、「先生助けてください！...

史実の牧野富太郎氏は10歳のときに寺小屋で「いろは」に始まり漢字の読み書きを学び始めました。 ドラマとは異なり、学問の第一歩は士族の子弟の学問所ではなく寺小屋でした。 わずか１年足らずで漢字の読み書きができるようになるなど、才能を発揮した牧...

万太郎が通う 寺子屋「名教館（めいこうかん）」は実際に存在しています。現在も「高知県佐川町」に残っており、観光も可能です。 学問所・名教館（めいこうかん）とは？ 「名教館（めいこうかん）」は、武家の子供が通う学問所（学校）・寺子屋です。 ド...

ヒサさんが昏睡状態になったことで、綾ちゃんは自分がどのように育てられたかを考えるようになりました。綾ちゃんが「冷たくなってかたくなる」という言葉を口にしました。この言葉は、自分が生まれたときに母親が言った言葉だと思っているようです。しかし、...