ヘブンの左目失明の経緯が明らかに、幼少期のいじめが残した深い傷
10月30日に放送されたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」第24話では、これまで謎に包まれていたヘブン先生の左目の秘密が明らかになりました。視聴者の多くが気になっていたこの設定について、ついに真実が語られる瞬間が訪れたのです。
物語の中で、花田旅館に滞在するヘブン先生は、朝食の際に目玉焼きを二つ作っていました。旅館の主人である平太さんが「目玉みたいだなぁ」とつぶやいたこのシーンは、実は重要な伏線となっていたんですね。二つの目玉焼きと人の目を重ね合わせた演出は、制作陣の巧みな構成力を感じさせるものでした。
そんな朝食の場面で、ヘブン先生は女中のウメさんの目が赤く腫れていることに気づきます。ものもらいだったウメさんに対して、ヘブン先生は異常なほど心配し、何度も「医者に行くように」と執拗に勧めるのです。あまりのしつこさに、平太さんは思わず「うるさい」とつぶやいてしまいました。
「うるさい」という日本語を知っていたヘブン先生は激怒し、この旅館から出て行くと言い出してしまいます。破格の滞在費がなくなることを恐れた平太さんは、仕方なく謝りに行くことになりました。この一連のやり取りは、ヘブン先生の目の病気に対する異常なまでの敏感さを示していたんですね。
その後、食事の皿を下げにきたウメさんに対して、ヘブン先生はたどたどしい日本語で自身の過去を語り始めます。「メ、ダイジ、ワタシ、ミエナイ」という言葉とともに、幼い頃にカバンを顔面にぶつけられ、それがきっかけで左目が見えなくなったことを明かしたのです。
回想シーンでは、幼少期のヘブン先生が友達に悪ふざけでいじめられ、カバンで顔を殴られる様子が描かれました。一見すれば無邪気で甘美な子供時代の思い出のように見えるこの場面は、実は残酷ないじめの結果だったんですね。ナレーションも字幕も解説もセリフもなく、ただ青い空が映し出されるだけのこの演出は、視聴者の胸に深く沁みるものでした。
この出来事は、ヘブン先生の生涯の重荷となり、劣等感の原因にもなっていたようです。自分自身が目の不自由さで苦労してきたからこそ、他人の目の異常には人一倍敏感になっていたんですね。「イシャ、アンシン」と伝えたヘブン先生の優しさに、ウメさんも心を打たれたことでしょう。
モデルとなったラフカディオ・ハーン氏も、片目の視力を失い、見える方の目も視力が悪かったそうです。そのため、書物や辞書を読むときは本を極端に顔に近づけて読んでいたというエピソードがあります。ドラマの中でも、ヘブン先生が同じように本を顔に近づけて読む姿が描かれており、視力が悪いという役を忠実に演じているトミー・バストウさんの演技力が光っていました。
史実では、ラフカディオ・ハーン氏が最初に泊まった旅館で女中が目を患っていたことを非常に気にして宿を出て行ったという記録が残っています。しかし決して女中を嫌って出て行ったのではなく、「彼女には申し訳ないことをした」と後で語っていたそうです。このエピソードも今回の物語の参考にされているのでしょう。
また、小泉節子さんが書いた思い出記という本には、ヘルンと呼ばれていたハーン氏が自分のお金で治療費を出すと申し出たこと、そして町医者にかかって治療してもらい、目は完治したと記されているそうです。
視聴者からは「目のことについては敏感になってるのかな」「自分の目のことがあるから早く医者に診せたほうがいいって思うよね」「ヘブンさん優しいわ」といった共感の声が多数寄せられました。また、「ヘブンさんいじめられて左目失明したんだ…(泣)」と、その過去に心を痛める声も上がっていたんです。
目玉焼きから女中のウメさんの目の病気、さらにそこからヘブン自身が失明した経緯が語られるという巧みな構成は、多くの視聴者から高く評価されていました。この一連の流れは、ヘブン先生のキャラクター設定を深く掘り下げる重要なシーンとなったんですね。

銀二郎の近況をトキが尋ねる、達者だと分かっただけでも安心
第24話では、トキがずっと気になっていた元夫・銀二郎の近況について、ようやく錦織に尋ねる場面が描かれました。別れてから4年が経過していますが、トキの心の中には今でも銀二郎への想いが残っているようでしたね。
物語の中で、トキは錦織を遊郭へ案内することになります。そのタイミングで、トキは意を決したように銀二郎の今の様子を錦織に聞いたのです。錦織は「いつかは聞かれるのではないかと思っていたが……」と前置きをしてから、言葉を選ぶように話し始めました。
「何かあったとかそういうあれではない。というか……ほとんど知らんのだ」と錦織は答えます。銀二郎が今何をしているのかは分からないというのです。しかし続けて「若宮や根岸の手紙によると彼は達者にしている。それは間違いない」と付け加えました。東京時代の仲間である若宮や根岸との手紙のやり取りから、銀二郎が元気でいることだけは確かなようでした。
トキは「達者だと分かっただけでも……」と答え、それ以上追求することはありませんでした。少ない情報ではありましたが、元気でいると分かっただけで安心したような表情を浮かべていたんですね。月曜日の放送で「朝から晩まで働いて、私は銀二郎かい!」とボヤいていたトキの言葉からも、銀二郎が忘れられないこと、そして今更ながら彼の苦労を理解している様子が伝わってきました。
視聴者からは「やっと銀二郎さんの事を聞けた…おトキはずっと聞きたかったんだよね…」「銀二郎さんが達者でやってるとわかって嬉しい」「達者で良かった」「元気そうでなにより」「無事と分かって安心」といった声が多数寄せられていました。皆さん、トキと同じように銀二郎の無事を心配していたんですね。
ただし、錦織の歯切れの悪い様子から、何か言いにくいことがあるのではないかと推測する視聴者も多くいらっしゃいました。「錦織さん言いにくそうだったから、もう奥さんがいるかも」「錦織さん、ちょっと濁している感じでしたね。達者ではあると想うけど、トキには言いにくいことがあるのかもしれないですね」という指摘も見られたんです。
4年という月日が経っていることから、多くの視聴者は銀二郎がすでに再婚しているのではないかと予想していました。「すでに再婚したのは間違いなさそうね。そりゃ働き者のイケメンで、東京で人力車引いてりゃ、仕事はいくらでもあろうから」「今頃大金持ちの婿殿になってるんじゃないかな?」といった想像も飛び交っていました。
「錦織が口籠ったのは銀二郎は新しい女ができて一緒に暮らしているから、話せなくて達者でいるとだけ言ったのだろう」という見方もありました。真面目で働き者の銀二郎なら、再婚していても不思議ではありませんし、むしろ幸せになっていてほしいという願望を込めたコメントも多く見られたんですね。
東京で会った面々も、松江でもサワさんも宿屋の女将さんも「東京へ残っていれば良かったのに」と思う仲だったそうです。ヘブンの存在を知りつつも勿体なく感じる方もいらっしゃるようですが、銀二郎にとっては松野家と完全に切れたとしたら良かったなと思ってしまう声もありました。
「東京で二人で暮らそう」と申し出た銀二郎に対して、「松野家の人たちは捨てられない」と断って、一人で松江に帰ったトキ。あれから4年経ちますが、いつも銀二郎を気にかけていたのでしょう。シジミ売りで一家を支える健気なトキの姿が印象的でした。
今後の展開として、銀二郎の再登場を期待する声も多く上がっています。「帰ってくるかな」「また出るかな」「銀二郎さん再登場あるよね?」といったコメントが見られました。史実では再会はないらしいのですが、ドラマなら可能なので、ぜひ後々の再会を希望する方も多いようです。
その時には、トキはヘブンと幸せな家庭を築いていて、銀二郎もよき伴侶と仕事を得て幸せになっていてほしいという温かい願いが込められていました。想い合っていたのに添い遂げられなかった二人ですが、互いの幸せを願う気持ちは同じだったと思うという声も寄せられていたんです。
また、4年も経っているので東京4人組である錦織、若宮、根岸、銀二郎がちゃんと繋がっていたことを嬉しく思う視聴者もいらっしゃいました。男性の友情が続いていることに、ほっこりとした温かさを感じたようですね。
史実では銀二郎のモデルの人物の消息はほとんど不明のようで、大阪で会社を興してちょっと成功したというような説もあるものの、詳細はほぼ分かっていないそうです。よってドラマではいかようにも描けるということになり、脚本家の腕の見せどころで楽しみだという期待の声も上がっていました。
ウメの目の病気に過剰反応したヘブン、自身の経験から医者を強く勧める
第24話では、花田旅館で働く女中のウメさんの目の異常に、ヘブン先生が過剰なまでに反応する場面が描かれました。この出来事は、ヘブン先生の優しさと同時に、彼が抱える深い心の傷を浮き彫りにするものでしたね。
朝食の場面で、ヘブン先生は目玉焼きを二つ作っていました。その際、ウメさんの目が赤く腫れていることに気づいたんです。ものもらいだったウメさんに対して、ヘブン先生は「医者に行くように」と何度も繰り返し勧めました。その様子はあまりにもしつこく、執拗に感じられるほどだったのです。
旅館の主人である平太さんは、ヘブン先生のあまりの心配ぶりに「うるさい」とつぶやいてしまいます。しかし「うるさい」という日本語を知っていたヘブン先生は、この言葉を聞いて激怒してしまいました。「こんな物でガタガタ大騒ぎするな」という梶谷さんの訳も、ヘブン先生の怒りに油を注ぐ形になってしまったんですね。
怒ったヘブン先生は「この旅館から出て行く」と言い出します。破格の滞在費を失うことを恐れた平太さんは、仕方なく謝りに行くことになりました。この一連のやり取りから、ヘブン先生が目の病気に対していかに敏感であるかが伝わってきましたね。
その後、食事の皿を下げにきたウメさんに対して、ヘブン先生は自分の部屋で真実を打ち明けます。たどたどしい日本語で「メ、ダイジ、ワタシ、ミエナイ」と語りかけたのです。幼い頃にカバンを顔面にぶつけられ、それがきっかけで左目が見えなくなったことを明かしました。
自分自身が目の不自由さで苦労してきたからこそ、ウメさんの目の異常に人一倍敏感に気づいたんですね。「イシャ、アンシン」という言葉には、医者に診てもらえば安心だという、ヘブン先生の経験に基づいた優しさが込められていました。ウメさんも、ヘブン先生がしつこいほど医者に診てもらうように言った理由を理解し、その優しさに触れたことでしょう。
視聴者からは「ウメさんの目への思いやりにウルッときました」「カタコトでも、他人の事を気遣うように設定されていて、『何て優しい事だろう』と目が離せなかった」という感動の声が多数寄せられました。言葉は不自由でも、ヘブン先生の優しさは十分に伝わってきたんですね。
ウメ役の野内まるさんについても、「このドラマで初めて知りましたが日本髪がよく似合う和風美人さんですね」という声が上がっていました。ヒロインのトキ役の高石あかりさんより似合っているのではないかと思えるくらいだという意見もあり、ウメさんが変な形で退場とならないように願う視聴者も多かったようです。
実際のところ、現時点でのヘブン先生とウメさんの関係性に注目が集まっていました。「今朝までの展開だと、トキちゃんより女中のウメちゃんの方がヘブン先生と結ばれるのが自然な感じ」「てっきりウメとヘブン先生の恋物語になるのかしらと」「こんなんおウメちゃんが恋に落ちるに決まってんじゃん!」という声が多く見られたんです。
「ヘブン先生、おウメちゃんが惚れてまうやろ」「あれー、ウメちゃんやなみさんの方が先にヘブン先生に接近してるぞ…」といったコメントからも分かるように、視聴者の多くがウメさんとヘブン先生の距離の近さを感じていたようですね。一方でトキとヘブンの会話はほとんどなく、逆にトキは錦織を遊郭に案内するなど急接近していたため、この先どうやってトキとヘブンが結ばれるのか心配する声も上がっていました。
史実に基づく情報として、ウメさんのモデルは富田旅館のお信さんという人物だと推測されています。小泉節子さんが書いた思い出記という本には、ヘルンと呼ばれていたハーン氏が自分のお金で治療費を出すと言ったこと、そして西田さん(ドラマでは錦織)の紹介で町医者にかかって治療費はとらなくて治療してもらえたこと、そして目は完治したと書かれているそうです。
このエピソードから分かるように、ヘブン先生の優しさは本物でした。自分が経験した不自由さを他の人には味わってほしくないという思いが、あの執拗なまでの心配につながっていたんですね。言葉の壁を越えて伝わる優しさに、多くの視聴者が心を打たれた場面となりました。
ウメさんのものもらいというエピソードは、ヘブン先生のキャラクターを深く掘り下げる重要な要素となっていました。心に傷を負った人物でありながら、他者への思いやりを忘れない姿勢は、ヘブン先生の人間性を示す素晴らしい描写だったと言えるでしょう。
錦織とヘブンのすれ違いが続く、誤解と5回のコメディシーンも話題に
第24話では、錦織とヘブン先生のすれ違いが続き、なかなか授業内容についての話し合いが進まない様子が描かれました。同時に、「誤解」と「5回」をめぐるコメディシーンが大きな話題となったんですね。
松江中学の教師であり、ヘブン先生の通訳でもある錦織は、授業内容について話したがっているものの、一向に話が進みません。ヘブン先生は錦織から逃げるように行動し、部屋から出てこなくなったり、勝手口から逃げ出したりしていました。トキも「なして逃げるかね……」と心配そうに見つめていたんです。
錦織は「ヘブンさんが嫌で逃げてるの?」と視聴者から心配される始末でした。英語を話せるはずなのに、ヘブン先生と分かり合えない錦織さんは、まさに難儀なお役目を背負っていると言えるでしょう。「頑張れ、錦織さん」という応援の声も多数寄せられていました。
ヘブン先生が錦織から逃げ回る理由については、いくつかの推測がされています。元々記者として日本に来たのだから、英語教師になるなんて予想外だったのではないかという見方がありました。自分もいきなりアメリカで経験のない日本語教師になって教育計画云々話し合おうなんて言われたら逃げたくもなるという共感の声も上がっていたんですね。
また、ヘブン先生は知人への手紙で「日本滞在記が書けたらすぐアメリカに帰る」と語っていました。本業はあくまで記者であり、探訪記を書いてさっさと帰るつもりだったのかもしれません。学校で授業をやるより取材して回りたいという思いがあったのでしょう。
そんな中、トキは困っている錦織を見かけ、ヘブン探しに協力することになります。二人は遊郭へ向かい、そこでヘブン先生を見つけました。ヘブン先生は遊郭の障子やいけてある花、芸者の着物や髪やかんざしに興味を持ち、熱心に鑑賞していたのです。遊女のなみさんたちとも親しくなっていました。
ここで起こったのが、「誤解」と「5回」をめぐる爆笑シーンでした。ヘブン先生が日本語辞書で調べながら「ゴカイ」と言ったところ、錦織は「ファイブ??」「5回も?」と反応してしまったんです。錦織は、ヘブン先生が遊郭に5回も通ったという意味に勘違いしてしまったんですね。
視聴者からは「ヘブン先生が『ゴカイ…』言った時の錦織さんの『ファイブ??』『5回も?』があまりにも絶妙すぎて朝から大笑いww」という反応が多数寄せられました。「誤解と5回、子供に質問されたらどう説明する?まさかNHKでやるとは。おもろい」「5回も︎朝からやるボケじゃない気もするけど笑った」といった声も上がっていたんです。
トキが「ゴカイ」を「五回(遊女とそういうことをした)」と思い込む錦織の誤解を解いてあげた場面は、今後、彼女がヘブンの言うことをうまく周りの人に伝える伏線になるのかなと思わせるものでした。「英雄は色を好むと言うけれど、ヘブン先生あまりにもって感じやったよな」という反応もあり、錦織の驚きぶりが印象的だったようです。
その後、ヘブン先生は「イッショニ “イッタ” ダケ」と言いましたが、これも別の色っぽい意味に勘違いされそうだったという指摘もありました。ただし、明治時代にはその表現がまだ使われていなかったので、勘違いされずに済んだという冷静な分析も見られたんですね。
しかし、このコメディシーンについては賛否両論がありました。「誤解・5回のやりとりも1回で充分。しつこいと笑わせよう意図が出てあざとくなる」「今日の錦織さんとの5回と誤解のやり取りももう英語で説明しろやと思ってしまった」という厳しい意見も見られました。
「ヘブンは日本語辞書で調べなくても錦織にはmisunderstandingと言えばいいのに。『ゴカイ』なんて言うから5回と勘違いしてしまった」という指摘も的を射ていますね。英語で説明すれば済む話を、わざわざ日本語で伝えようとするところに、視聴者の中にはイライラを感じた方もいらっしゃったようです。
制作陣は面白いと思って同じようなやり取りを何回も被せてくるようなシーンが多いという指摘もありました。「これでもか!これでもか!って何度もされると逆にウンザリする。ちょっとしつこい」「よく見るの繰り返し行われる小ネタ?がまだハマっていない…しつこすぎてクスっというより、イラッとしてしまう」という声も上がっていたんです。
一方で、遊郭でのドタバタ劇では、勘右衛門が登場して騒動になってしまいます。勘右衛門は子分2人を連れて現れ、木刀を振り回してヘブン先生を追いかけ回しました。「ここであったら100年目」という雰囲気で、剣は全部避けられていましたね。
「そら、木刀で追っかけ回されたら、逃げるやろとおナミは言うてたよな」という反応もありました。勘右衛門のこの行動は、視聴者の中でも評価が分かれています。「勘右衛門さんのパートいらない。ホントに面白くも何にもなくて流石にウザい」「おじいの乱闘シーンはもうお腹いっぱい」という厳しい声も見られました。
「遊郭でのドタバタもドリフのコントみたいで楽しかったし」という肯定的な意見もありましたが、「わざとらしくて冷めちゃう」という冷めた反応も少なくありませんでした。
錦織は今日も散々な目に遭っていました。ヘブン先生に振り回されるし、勘右衛門の騒動で錦織さんが誤解されて捕まってしまう始末だったんです。「大盤石、誤認逮捕された…」「錦織さんもらい事故w」「錦織さん不憫すぎる」「とことん不憫な吉沢亮が見れて最高だなw」といった同情の声が多数寄せられていました。
吉沢亮さんが2枚目も3枚目もこなしている姿に、「本物の俳優」という評価も見られました。今日も乙という労いの言葉も多く、錦織というキャラクターへの愛着が感じられたんですね。
明日からの授業は大丈夫だろうかという心配の声もありました。相変わらず錦織とはギクシャクしたままのヘブン先生ですが、果たして二人の関係はどう進展していくのでしょうか。今後の展開が楽しみですね。










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