朝ドラ「らんまん」藤丸、ユーシーって呼び過ぎじゃない?

第101話では、大学を離れた田邊(要潤)が聡子(中田青渚)や子どもたちと穏やかな日々を過ごしていました。万太郎(神木隆之介)は、日本植物志図譜を11巻まで作り上げましたが、版元が見つからず、槙野家の家計は苦しいままでした。また、寿恵子(浜辺美波)は、大切にしていた「八犬伝」を中尾(小倉久寛)の質屋に入れることにしました。その時、偶然目にした新聞記事に衝撃を受ける展開となります。

「植物学教室は、徳永(田中哲司)が教授となり、やがて正式に、田邊は免官となりました。植物学における日本初の理学博士であった田邊は、二度と、植物学には戻りませんでした」(語り・宮崎あおい)

明治26年(1893年)8月、田邊彰久氏が鎌倉海岸で遊泳中に誤って溺死する。彼が刊行した植物図鑑は廃刊となり、藤丸はユーシーの色を消し去ることを仕事とする。万太郎は憤り、寿恵子は新聞記事を見つけて家路を急ぐ。

質屋で、新聞紙にのせられた煮干しがアップで映っていました。なぜだろうと思っていたら、その新聞紙に田邊教授の記事が載っていたのですね。演習の妙に感心しましたが、その悲報に悲しくなりました。

冒頭のシーンで、聡子さんが新たな命を宿していたこと、聡子さんと会話を交わす田邊教授の表情が柔らかだったこと、田邊教授と聡子さんの会話から夫婦の仲睦まじさが感じられたこと。田邊教授の悲報がなおさら堪えました。

田辺教授は、穏やかな表情をしていました。生気にみなぎっているわけではありませんが、晴れやかでリラックスした表情が印象的でした。予告編では、聡子に伝えた言葉が何だったのか、また「私の植物学は終わった」との発言がありますが、それに続く発言にも注目が必要です。

槙野家は、資料室を含めて3部屋を借りています。膨大な書籍量がありますが、お金がなくなってしまうことになります。寿恵子が八犬伝を質入れしたこと、また寿恵子が子供たちに何かあることが怖いと言った時に、園子ちゃんが書いた植物の絵が映されたのは切なく感じました。

新聞記事を読んだとき、万太郎と藤丸君のショックで声も出ない表情が痛々しかったです。明日、どのような心情が描かれるのでしょうか。

田邉教授を決して悪者にせず、多面的に描いていて、心をつかまれました。厳しいばかりでなく、人間的な深みも表現できる要潤さん以上の適役はいないと思います。徳永教授に「おめでとう」と告げる要潤さんの表情は、ゾクッとするくらい魅力的でした。余韻の残るドラマです。

聡子さんは、子どもを身ごもって幸せそうでしたが、最愛の夫を亡くして、さぞや辛い思いをしていると思います。夫がこんなに早く亡くなるなんて言葉もありません。質屋で知った寿恵子も驚きを隠せませんでしたね。

これから、寿恵子と聡子の友情が深まるのでしょうか。万太郎夫婦と聡子のこれからが、とても気になります。

田邉教授は史実通りの最期を迎えてしまいました。聡子との間に待望の第一子が授かり、穏やかな日々を過ごしていたというのに、あまりにも悲劇的ですね。今後も、寿惠子との友情が続いて力になるシーンがあればいいんですけど…。

そして、寿惠子はとうとう馬琴様の本を質に入れるほどに困窮してしまいました。万太郎の植物図譜を出版してくれる大きな版元を探して、出版した本が売れる以外に打開策はないでしょうかね。

ああ、こんなに早く。 大学を追い出され、植物学からは離れなければならなくなったが、妻には新しい命が宿っていて、これから新しい人生が始まるところだ。 徳永は留学して戻ってきたが、田邊に対して好意は抱かなかったのかもしれない。 それが田邊が出した植物図鑑の廃止につながったのかもしれない。 田邊の人生はあまりにも悲しすぎる。 万太郎が訃報を目にしたとき、藤丸が傍にいてくれて良かった。 一人では辛すぎる。

田邊教授が植物学から離れることになり、全てのしがらみから解放されて、いい表情になったと思っていたら、遊泳中に溺死してしまった。史実に忠実だとはいえ、ものすごいショックを受けた。

やっとこれから家族と穏やかな時間を過ごせると思っていたのに、とても残念だ。冥福を祈りたい。

植物学としてやるべきことが、教授によって内容が変わってしまうのは、指導を受ける者にとって戸惑いをもたらすものだろう。ユーシー色を払拭するのは、帝大総長の鬱憤晴らしで、畑違いの横やりだろう。徳永教授はそれをそのまま受け入れるのか、先週最後の田邊教授の「おかえり」は温かかったのに。

徳永さんが戻ってきたので、万太郎を呼び戻してくれるかもしれないですね。 万太郎が大学から出禁になってから、ずーっとマイナスの話ばかりで、朝から気分が下がっていたので、もう見るのをやめようかと思っていました。 しかし、徳永さんが万太郎を戻してくれれば、最後まで見続けることができそうです。

田邊教授は複雑で深みのある人物で、魅了されますね。 徳永教授は留学して世界を見たことで大きな自信を得ましたが、政治的に利用される存在になってしまったのは皮肉です。 元々全方位外交人間の彼が出世していくのに、美作あたりからの圧力もあってか、大学から田邊色を消すのはある意味自然だと思いました。 一度は良い人になったものの、また外圧に屈する歩みをするのでしょうか? 自分にとって特別な存在である田邊教授の溺死を知って、どんな反応をするのでしょうか?

久しぶりの「あさイチ」、朝ドラ受けがあったが、静かに始まった。博多大吉さんは、「それ言っちゃうか」といった感じだった。

ドラマ上で2年が経ち、明治26年になっていた。万太郎と藤丸くんとの交流は続いており、子供たちも男の子が増えた。

聡子さんたちは毎年海に行っていたのだろうか。先週SNS上で、「鎌倉の海に行っちゃダメ!」と多くの人が投稿していたが、やっぱり田邊教授は行ってしまったのだろうか。

時間軸はともかく、史実通りの展開である。徳永には東大への出入りを許されるが、後に対立し、再び出禁となる。オリジナルとはいえ、史実を元にした味のあるドラマである。今期は、「最高の教師」とともに、見逃すことのできないドラマである。

田邊教授に大学への出入りを許可されたことに対する恩義は、どんな仕打ちを受けようとも忘れず、変わらない心根の強さと優しさを持っていることに、あの穏やかな藤丸さんですら驚かされた。一方、万太郎の場合、お人好しという次元ではないということだ。

聡子さんは、彰久さんとの忘れ形見をお腹に抱えていたのですね。

大方の予想通り、ナレ死というか紙面死というか…月曜から炸裂するとは思いませんでしたが。

嫌われ役だった田邊博士もいい人に転じた後だったから、そこが救いかもしれませんね。 植物学で仕事につくのは難しいことを想像できるはずなのに、世間知らずの万太郎がまたしても炸裂しました。

しかし、200円+200円の借金はどうなったのでしょうか。 出版して返す予定ではなかったのでしょうか。 田邊教授の子供たちは、成長しないんですね。 2年はすっ飛ばしているにしても。

徳永教授が、先週田邉に発した『私も世界を見てきましたよ』のあの陰陽感じさせない演技は、田中さん見事でしたね。 そして、徳永は万太郎たちと過ごした日々に終止符を打ち、自ら権力闘争に飲み込まれたのですね。

田邊教授の衝撃的な幕切れ。愛妻と娘たちとの楽しい海水浴に突然の悲劇が襲った。転落の末に最後の運が尽きてしまった。田邊の存在がこのドラマに深みを与えていたのに何とも残念だ。藤丸大学出ても仕事がない。やはり植物学は金にならない。寿恵子は肝っ玉かあさんみたいで逞しくなった。

亡くなったことは、今のご時世リアルに脚本では描けないので、本当は自死だったのだろう。しかし最初は徳永助教授がくせ者で田邊教授が良き理解者だった。それが反転したかと思えば、今日の藤丸との会話ではまた徳永助教授がひと癖あり。なかなかストーリーが落ち着かないな。

憑き物、執着が取れてとっても柔和な優しいお顔になった教授、残念でした。「言葉足らずの愛を〜あなたへ」の最期、言葉が少なかった教授が奥様に愛の言葉を送れた場面で泣けました。

子供たちの成長とともに月日の流れを感じます! 藤丸くんの言う通りです。 権力や政治に関することばかりですね。

八犬伝はやめて売るものがありません! ただ預けるだけです。

田邊教授はナレ死とはならず、新聞の記事になったんですね! 史実に基づいていますが、急展開ですね!

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