「らんまん」朝ドラ2週間の感想まとめ – 牧野富太郎の幼少期と学問との出会いを演じた子役たち

第1週では、5歳の万太郎が母のヒサとの悲しい別れを経験しました。これは主人公の今後を描く上で欠かせない出来事です。

「モデルの牧野富太郎さんも5歳の時に母親を亡くされています。これまで牧野博士の伝記や小説は多数出版されてきましたが、母親とのエピソードを深く描いたものはありませんでした。しかし、幼い子供にとって母親との死別は、その後の人生に大きな影響を及ぼす出来事だと思い、『らんまん』第1週では、植物に興味を抱くエピソードと共に描きました」ということです。

一方、9~12歳の万太郎が学問所「名教館」の学頭である池田蘭光と出会い、「学ぶ楽しさ」を知るという第2週については、「少し悩みました」と打ち明けます。「物語の序盤でのプロット開発の段階で、主演に神木さんをお願いすることが決まっていた」と松川さんは語ります。実際、「早く本役にバトンを渡した方が良い」という意見もあったそうです。

それでも、「万太郎の研究人生において、少年時代に経験した『学問との出会い』は最も大きな出来事であり、そこをスルーするわけにはいかない」と思い至ったことで、今回のような「子役リレー」が実現したということです。

2週間ともに、興味深く見させていただきました。 役者さんたちの演技が素晴らしかったですし、牧野富太郎博士を語る上で重要な根幹の部分だと感じました。

重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、最後のナレーション「いよいよ万太郎の冒険が始まります」というのだけ気になりました。すでに学問と出会い、冒険の最中であることを読み取れます。そのため、子役から主役に代わるという区切りを入れる必要はないでしょう。この記事を読むと、神木隆之介さんが主役になるのはいつからかということがかなり意識されているようですが、見ている側は子役さんも含めて1人の主人公として捉えています。

昔のNHKの子役は学芸会みたいで、とても見るに堪えないものでしたが、最近はみんなとても上手に演技をしていますね。子役というよりも役者さんという感じです。この2週間、とても楽しかったです。

二人の子役が、順番に万太郎の子供時代を演じましたが、成長することを自然に受け入れることができました。それは、二人の演技力が抜群に素晴らしかったからでしょう。小さな草花を見るキラキラした目や母親への思慕、学問へ突き進むみなぎる心に感動の連続でした。そして、神木さんが現れた時はなぜか涙が流れました。子役の二人が高い演技力で万太郎の幼少期をとても魅力的に演じてくれました。

深夜にまとめて再放送されていたドラマを観ました。ストーリーもおもしろく、映像も凝っていて、自然の美しさに加え、CGも効果的に使っているなと感じました。子供たちが学問に目覚めるシーンは本当に素晴らしかったです。子役の子供たちのキラキラ感も見ていて元気をもらいました。

牧野博士は立派な業績を残された一方で、あまりにも「植物バカ」なため、ご家族にお金の苦労をさせるなど、自分勝手な部分もあったと聞きます。子供時代は、育った背景や草花への興味の始まり、花の名前を知りたいという強い気持ちのわけ、それらがとてもよく描かれており、なるほどという感じでした。

また、あくまでもモデルありのフィクションということで描かれた天狗こと龍馬との遭遇も、今後の学問へのモチベーションにつながっていました。さらに、子役さんたちの演技も素晴らしく、見応えのある2週間でした。

子役さんはとてもかわいらしく、お上手でした。しかし、神木隆之介本人の子ども時代をよく見ていた世代から見ると、本当にかわいかった頃の印象が強くて、「あの頃はとんでもなくかわいかったからなぁ・・・」と思ってしまいます。本人の子役時代にこの役の子供時代を演じてほしかったです。あんなに可愛い子どもってなかなかいないですよね。大きくなってしまったのが残念です。

万太郎と武雄の年齢差はわかりません。森優理斗君と井上涼太君は同年代なのかなと思います。小林優仁君と南出凌嘉君になると、武雄は少し年上に見えます。神木隆之介さんと志尊淳さんになると、「えっ⁈ 同じ歳?」と思いましたが、細かいことです。

小学校に入ってから、先生を英語でやり込めたシーンは痛快でしたね。

お芝居はもちろん素晴らしいですが、現場で健康に参加し、臆することなく大人と対等にお仕事されるところが素晴らしいです。今後も応援しています。

子供向けのドラマや番組を全く見る機会が減っている中、朝ドラで子供時代が長く描かれるのは大変嬉しいことです。日本の子供劇はレベルが高いと思います。

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