朝ドラ「らんまん」脚本に救われている万太郎?

ドラマ「らんまん」は、あざとく視聴率を獲得するためではなく、考えさせる作品としてナレーションで伝える方法を採用している。第65話におけるタキの死は、ナレーションで伝える「ナレ死」でなく、万太郎と綾を臨終に立ち会わせ、号泣させるお涙頂戴の演出ではなく、足腰の衰えたタキが立ち上がる際、万太郎と寿恵子に手を借りる1コマがあった。誰もが老い、死んでゆくことを考えさせるシーンだった。

この作品が人気の理由は、物語の「デフォルメ」だけでなく、細部まで丁寧に作られていることにもあります。大道具や小道具、衣裳、人物やシーンの描写、そして役者たちの熱意など、すべてにおいて高いクオリティを維持しているため、視聴者に強い印象を与えています。

例えば、志尊さんが「たけお」役を演じた際には、シナリオにとどまらず、より深く役に対して考え、演技の表現方法について話し合ったことがありました。また、万太郎との惜別のシーンでも、怒りと涙の演技に変更し、名場面となりました。このような役者たちの熱意や、作品に対する真摯な取り組みが、視聴者に強い印象を与え、作品の人気につながっているのではないでしょうか。

一方で、「ちむどん」のような作品は、脚本だけでなく時代考証や道具、役者たちの役作りや演技に至るまで、いろいろなところが雑で、視聴者からの批判が多く寄せられました。そのため、「ちむどん」とは論じ方が異なると思います。

総合的に見て、作品の人気には、クオリティが高く、役者たちの真摯な演技や作品への取り組み、そして視聴者への配慮など、様々な要因が影響していると考えられます。

特に、「つなぎに過ぎないような中身の薄い1話がない。だから満足度が高い。」というところには、一番同意できると感じました。これまで視聴した中で、つまらなかったと思った回がなく、常に面白いままであることは素晴らしいことです。また、脚本の素晴らしさ、登場人物が皆それぞれに魅力的で、キャスティングもぴったりハマっているのも魅力的です。ただ、もう少し物語の展開がゆっくりであったり、登場人物の感情移入が深まったりすると、もっと楽しめるかもしれません。その点を改善していただけたら、さらに魅力的な作品になると思います。今後も本当に楽しみです。

全体的にわかりやすい部分が多いと思います。時々難しいところもありますが、例えば、田邊教授がシダを好きな理由、妻の聡子もわからなかったようですが、私も同じ気持ちでした。それについて何か意味があるのかどうか、分かりません。

作品が好調な理由には、分かりやすさだけでなく、展開の面白さ、深刻な場面で効果音を使って雰囲気を和らげたり、丁寧に描かれたキャラクターによって面白みを感じることができます。また、夫婦関係について描く際に、二組の夫婦を対比させることで深みを感じることができます。このように、様々な理由があると思います。脚本、演出、そして俳優の方々の質の高さを感じます。

今後、万太郎の行く末にどのような展開が待っているのか、また、寿恵子がそれをどのように乗り越えていくのか、楽しみにして見ていきたいと思います。

峰屋の件は希望的観測ですが、「あさが来た」の時に、あさのお姉さんである宮崎あおいは史実では嫁ぎ先の没落後まもなく落ちぶれ、その後程なく亡くなっています。しかし、ドラマでは苦労の末に幸せに長生きしていたことが描かれ、救われました。朝ドラはせめて希望ある描写をしてくれたら嬉しいと思います。脚本と演者の皆さんが素晴らしく、久々に朝ドラを楽しめたので、今日のエネルギーをもらい続けたいと思います。

結局、脚本次第ですね。万太郎は、空気を読まないタイプで、自分の信念に従って行動するため、描き方によっては視聴者から反感を買うキャラクターかもしれません。しかし、脚本が上手く仕上がり、神木くんの確かな演技力で、彼の魅力的な人物像が描かれました。たとえば、彼の行動には、自分が信じる道を突き進むという強い意志が表れています。また、彼が他人に対して優しい一面を持っていることも描かれています。このように、彼のキャラクターは、細かい描写がなされ、視聴者が共感できる魅力的なものとなっています。そのため、粗探しもする気にならないほど、魅力的なキャラクターに仕上がっています。

逆に、「ちむどんどん」は支離滅裂な脚本と料理人に見えない主人公にイライラし続け、ストレスが溜まっていました。そして、「舞い上がれ」は期待したものとは異なり、ツッコミどころが満載でした。一方、「らんまん」は毎日楽しみにしています。

らんまんは1話15分の満足度が本当に高く、脚本の素晴らしさをしみじみと感じる朝ドラです。物語と植物をうまく繋げている巧みさもある。主役の力もあり、ヒロインのかわいさも完璧で、周りの人々も魅力的です。また、阿部海太郎さんの音楽が良く、ナレーションの声もあいみょんの主題歌も素晴らしいです。こうして、「良い」要素がバランスよく揃った朝ドラは久しぶりです!

そうですね。 専門用語は最小限に抑えられており、植物学の分類など難しい話題もわかりやすく説明されています。また、酒屋の危機も時代の酒税の取り方の変化によるものであることが簡潔に示されています。 視聴者にとっても、ややこしいと感じることは少ないでしょう。

【小学校中退を強調しすぎる問題】 この人物が小学校中退だったことは、今後多くの苦労を引き起こすでしょう。しかし、本人の不断の努力により這い上がっていく様子は爽快であり、視聴者も「朝からやるぞー」という気持ちになります。

【田邊教授が悪人に見えない理由】 第14週は、田邊教授に密着した週でした。「花も実も付けないのに、全ての植物の始祖であり太古より現在まで君臨する王様であるホウライシダが好き」と語る田邊教授。彼がホウライシダのように植物学の始祖になりたいと思っているのでしょうか?自分の利益のみを追求する彼ですが、奥様も大切にしているようです。

とにかく、このドラマの見せ方は上手いです。笑いもあり、続きが気になって、自分も頑張ろうという気になります。

学歴や経歴に関わらず、圧倒的な才能を持つ成功者が存在します。彼らは歴史に名を刻んでいます。これが大前提で、安心してご覧いただけます。脚本や演出はもちろんのこと、繊細なカメラワークにも好感を持っています。

スエコさんは何と言っても可愛すぎます。彼女は浜辺美波さんの代表作であり、50年後も語り継がれることでしょう。その頃には、美波ちゃんは今の吉永小百合さんのようにまだ活躍されていると思います。彼女は人間国宝ものになるに違いありません。

私は、このドラマが複数の脚本家のつなぎはぎだらけのシナリオではなく、人物描写にも一貫性があり、落ち着いて見ていられるドラマであることに同意します。このドラマは、登場人物の内面世界が描かれ、スピーチや行動がそれらに沿っているため、深い感情を呼び起こします。このドラマは、緊張感のある場面であっても、視聴者を飽きさせず、物語が進むにつれて、登場人物たちの成長や変化に興味を持ちます。好みによるかもしれませんが、ここ数年で最もしっかりとした朝ドラマの一つだと思います。

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