朝ドラ「らんまん」新聞小説「濁世」は須藤南翠の小説。丈乃助のモデルは坪内逍遥。

NHK連続テレビ小説「らんまん」の9日放送回では、田邊教授夫妻が新聞小説が原因で大ピンチに陥ります。ネット上では、この小説を書いた人物についての推測が広がっています。

この回の「らんまん」では、浜辺美波演じる寿恵子が質屋で新聞小説を見つけます。質屋の主人は、「続き物で、今話題だよ」と教え、「田口って男が主人公で、田口は大学の教授で東京貴婦人学校の教授もやってる。その田口が女生徒に手を出しちゃう。その女生徒がさとえちゃんって言って…」と説明します。そして、今回は「相手が校長だから断れなくて、ついに今日、田口を受け入れてしまって学校を中退することになる」と。

寿恵子の頭の中には、田邊教授(演:要潤)と聡子(演:中田青渚)がいた。聡子は高等女学校の生徒だったが、校長の田邊の後妻となっている。寿恵子はあわてて田邊の家に向かうも、家の前では田邊の行為を非難する人たちが殺到していた…。

ネット上では、この新聞小説に関して、長屋の丈之助を想像する声もあります。丈之助はこの日の放送で、長屋の仲間に「今の原稿を書き上げたら彼女を身請けするから」と語り、小説執筆中であることを明かしていたためです。

「田邊を揶揄するゴシップ小説は丈乃助が作者じゃないよね??」「まさか丈之助が書いたとかはないよね」「頼むから丈之助さん関わっててくれるな…?」「あの小説書いたの丈之助さんじゃないだろうな???と心配になる」などの声が上がっていますが、果たして真相はどうなるでしょうか。

予告編で「あなたにとって好都合でしょう」と発言した田邊教授の言葉の意味が、今日理解できた。 家の前に人だかりができていたのも、このゴシップ小説が原因だったんだ…。 明らかに田邊教授を貶める意図での卑わいでお下劣な小説だけど、考えてみたら、この時代は今とは全く違い、情報を手に入れるのは新聞ぐらいしかなく、庶民のお楽しみなどは、それこそ新聞に掲載される小説ぐらいだったろうから、モデルとなった、しかも女学校の生徒だった聡子を妻にしたら、今の芸能ゴシップを超える大反響だったことは容易に想像できる。 このドラマは、明治という時代背景をよく研究し、上手く取り入れた面白さがあるが、だからこそ楽しめるいい作品だと思う。

田邉教授のモデルである矢田部氏と後妻さんは、実際に教師と生徒の関係で結婚していますし、この2人を揶揄したゴシップ小説が掲載され、世間から大批判が起きたのも史実どおりです。 矢田部氏だけでなく、後妻の順さん(聡子さんのモデル)も中傷されたようです。 実際は、ゴシップになるような「お手つき」ではなく、完全な政略結婚だったようですが、矢田部氏を引きずり下ろすためのものですから、猥雑な脚色ありの小説だったのかもしれません。 史実上の寿恵子さんが順さんと親しかったとは思えませんが、ドラマの方ではスエちゃんが聡子さんの気持ちを慮って寄り添ってくれると良いな…と思います。

これまではそれなりに史実に即していたが、そろそろ大胆な脚色が入ってくるのかな?それとも矢田部良吉にこんなゴシップがあったのか。ドラマと割り切っても楽しめるので、どっちでもいいですけどね。

もし丈之助のモデルが本当に坪内逍遥なら、思わせぶりな演出にしているだけで、実際には丈之助ではないと思います。ただの推測ですが。

「教授を東大から去らせるための伏線では?」とも考えられますが、それは知る由もありません。

モデルの矢田部良吉が教授職を解任された理由ははっきりしていないため、ドラマ上はどんな理由で解任されても許されるでしょう。ちなみに矢田部は教授を辞して8年後に鎌倉沖で遊泳中に溺死しました。当時47歳でした。

田辺教授の学長就任に反対する人物が、新聞社にリークして小説として書かせたのではないでしょうか。万太郎と同じ長屋に住む小説家志望の丈之助ではないかと思われます。私は彼を信じています。

美作教授が田邊教授を追い落とすために、ライターに話を売ったのではないでしょうか。美作教授は、田邊教授の奥さんが女学校の生徒だったことを知っていたようです。

みんなが幸せになってほしいですが、反社会的な行為は許されません。

作家は丈之助さんなのでしょうか?それともネタ元は寿恵さん?それとも万太郎?

登場人物は仮名または架空の人物であり、田邊教授をよく知らない人には特定が難しいと思います。しかし、読者が登場人物を特定して非難する傾向があるため、注意が必要です。また、ガラスを割るなど荒々しい描写もあるため、注意が必要です。

寿恵子さんは新聞小説の作者について「知らない人だなぁ」と発言していたので、丈之助さんではない方に一票です。 でも、ペンネームの可能性もあるのでやっぱりグレーかな。

もしそうだったら、ネタ元はどこだろうか。以前、壽恵子がうっかり後妻の件を話してしまったとか? それで、壽恵子が丈乃助に執筆をやめるよう頼んだり、実は遊女の性格も悪いことに気づいたりして、丈乃助が身請けを諦める、なんてこともあるかもしれない。

それとも、田邊と入れ替わりに校長をやめた眼鏡をかけた人(名前を忘れた)が、どこかの元瓦版屋にでも書かせたのかもしれない。

ごちそうさんでは、室井さんが目以ちゃんをモデルに「阿呆の仏」という新聞小説を書いていましたね。でも、柳美里さんなどから訴えられたりしましたし、実際にバレるものは良くありません。

しかし、この小説は現実でも書かれていたようですね。あの頃は、今みたいにネットなどがなかったので、みんなゴシップに飢えていたのだと思います。だから、民衆がああいう風に飛びつくのかもしれませんね。

丈之助の身請けの話はフラグかもしれませんね。

身請けするには結構なお金がいるので、あの下衆小説を書いているのかもしれない。ただ、原案は別にいると思う。

丈之助ではないだろう。もしも彼が連載書いていたら、長屋の皆んなに自慢して見せると思うよ。と思いたい。

丈ノ助さんも確か東大だったから、美作教授と繋がっていてネタをたまたま貰い悪意も無く書いてしまったみたいな事かな?

丈之助ちゃんではないでしょう。丈之助ちゃんは、あんな悪意ある小説は書かないと思う。田邊が学長になって、学長の座を追われたあの人、あの人でしょう。

個人的には二人とも好きな役者だけど、要潤と岡田准一は、少しばかり好感度を下げたと思う。

朝日新聞がデタラメ書いて民衆が鈴木商店を焼き討ちした事件を思い出してしまった。その裏にはライバル財閥の思惑があったとかなかったとか。

新聞小説「濁世」は須藤南翠(宇和島出身)の小説。丈乃助のモデルは坪内逍遥。

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