朝ドラ「らんまん」脚本家の長田さんは牧野富太郎をモデルにした万太郎のキャラクターを適切に改変

ドラマ『らんまん』の22週で、万太郎は日本統治下の台湾で学術調査を行い、時流に乗らない姿勢を示す。万太郎は植物学者であり、国家に優劣をつけることへの違和感を表明している。彼の強さのルーツは、「見たい万太郎」である。

このドラマは、ほんわかしていて、俳優さんたちも頑張っていると思います。美男美女の夫婦が多く、にこやかで品もあります。だから、毎回楽しみに見てしまうのです。

しかし、借金して、これだけ奥さんを働かせて、13人もの子供を産ませたのは驚きです。奥さんが14歳の時に結婚を申し込んで、親は心配して反対したそうですが、まだ14歳で純心だったのでしょうね。子供13人のうち6人が死亡したのは、明治という時代背景もあると思いますが、貧困が影響していたのかもしれません。奥さんは本当に忍耐強くて愛情深い人だと思います。

寿恵子がいなければ、万太郎の植物採集や図鑑の発刊は順調に進んでいなかったことでしょう。何人もの子どもを産み育てながら、料亭で中居として働く寿恵子はスーパーウーマンです。それができたのは、長屋の差配さんや師匠が子どもの面倒を見て支えてくれたおかげで、きっと本当のことだったのでしょう。主人公は万太郎かもしれませんが、万太郎の周りの人たちが生き生きと描かれている「らんまん」は、植物に例えるなら全ての人がそれぞれ主役として懸命に輝きながら生きているドラマだと思います。

牧野富太郎をモデルにした人物は、天才であると同時に、借金取りの対応や出産間もない妻に全てを任せるなど、植物研究に没頭する男性でした。そのため、脚本家の長田さんは万太郎のキャラクターを適切に改変しています。天才であるが不器用で鈍感、世間知らずの心優しいオタクになっています。ドラマでも生活費を稼がない男に惚れる女性はいないため、寿恵子もオタクに設定され、整合性を保ったと考えられます。寿恵子の活躍は、ヒロインというよりもヒーローであり、明治時代の新しい女性像を体現しています。もう一つの注目点は、竹雄の描き方です。使用人であるにもかかわらず、槙野姉弟に対する献身ぶりは素晴らしいです。万太郎を支えた後は綾を支えます。明治時代は男性原理が突出していた時代ですが、万太郎も竹雄も、そうした時代精神とは真逆の優しさがあります。それが、本来の日本男子の良さだというメッセージが込められていると思います。9月最初の月曜日、あと4週間です!

男女の考え方は時代によって異なるため、現代と比較して批判する必要はありません。脚本家も役者さんも素晴らしいので、素直に視聴しています。浜辺美波さんが大好きになりました。

これは悪口ではありません。微笑ましさを感じた上での一言です。「貧乏人の子だくさん」とは、まさに牧野家(笑)。決して暮らし向きは楽ではありませんが、2人の明るさと寿恵子の聡明さと逞しさ、前向きさがこの生活を支えていると思います。最近はこの言葉も少し憚られますが、あえて使うなら「良妻賢母」ということでしょうか。

相当変わった人だったけど、こうやって外でお金を稼いだり、家事育児もやって支えてくれる妻がいたから、これほどまで研究に没頭できたのかもしれない。なかなかできることではないよな。

シン仮面ライダーで浜辺さんが演じたヒロインの最期を見ているんだ。再び最期を見たくないのが視聴者としての本音であり願望。

寿恵子さんはいつもの朝ドラで言えば主人公でありヒロインと言ってもよいほどの活躍ぶりですよね。特に園子ちゃんを出産したあたりからその雰囲気がありました。

今日の「らんまん」では、上京してきた綾と竹雄のために、りんが「大家に布団を借りに行こう」と虎鉄を連れて行った。もしかしたら、大家が誰かわかるかもしれないと思ったが、そのシーンはなかった。残念!

見ていたドラマで今野さんが演じる万太郎の年収を見て、ツッコミながら「お前そっちじゃ無いだろ」と思った。でも、本当はこっちの役をやりたかったのかなとも思った。

私は人生をやり直せるなら、こんな夫婦関係が持てる女性を必ず見つけたいと思っています。私の夢を支えてくれる知性、理性、品性にあふれた方を。だから、ドラマに夢中になって毎朝見ているのです。でも、ちょっと待って。それは無理なのです。私は凡人です。

仕事も妊娠も子育ても夫の世話も全て同時に選ぶことはできないですよね。ドラマだからできることです。

久しぶりに面白い朝ドラマでした。神木さんも浜辺くんも演技が上手いですね。

現代風に例えるなら、「さかなクン」や「ムツゴロウさん」かな。

万太郎はピュアなのでしょうか?ただ自分勝手な方だと思います。周りにこんな方がいたら、きっと不快で迷惑でしょうね。

また、時代の先駆けとして事実婚があるようですね。

実際、寿恵子の商売は架空であり、そのような着色された現実的な描写はありません。 神木くん役の万太郎のイメージだけで、彼を良い青年と見たいと思いますが、この時代に自分の我を通して植物学に邁進することは、現実的ではないかもしれません。そういった汚い部分も見たかったと思います。

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