朝ドラ「ブギウギ」大和礼子役の蒼井優の存在感

あらすじは、公演で橘アオイ(翼和希)の衣装の羽を忘れたことをきっかけに、鈴子(澤井梨丘)たち3人は仲たがいをしてしまいます。そんな時、鈴子は大和礼子(蒼井優)からプロとして大切な心得を教えられます。ある日、林部長(橋本じゅん)に集められた団員たちは、ついに梅丸少女歌劇団(USK)が初の単独公演を行うことになったと伝えられます。新人3人にもデビューのチャンスがあるというのですが、それは3人のうち1人だけだと告げられます。鈴子は同期2人に「絶対に負けない」と宣言しますが、気を失い倒れてしまいます。

「あなた、どうして踊るの」という言葉は、鈴子の心に深く刻まれました。部長が大和礼子さんを超える可能性があると言ったのは、おそらく鈴子のことを指しているのでしょう。部長は彼女の才能を見抜いたのだと思います。ただし、才能だけでは一流になることはできません。それが理由で、新人3人を単独公演に向けて競わせることになったのでしょう。

橘さんは以前は劣等生だったと聞き、鈴子も自分の才能にまだ気づいていないけれど、気持ちだけは大切にしようとする鈴子の姿が微笑ましかったです。競いながら、同期の絆が強くなってほしいと思います。最後に鈴子が倒れてしまいましたが、他の2人がどう行動するのか注目したいです。

USKの単独公演が決まり、みんな喜んでいました。すず子は社長に話しかけられても平然と対応する姿勢がすごいですね。彼女のコミュニケーション能力は抜群です。一方、白川と桜庭は相変わらず仲が悪いままです。一方、すず子は仲を取り持とうと頑張っています。橘アオイもやはり大和礼子と同期だったんですね。そして、彼女は劣等生だったということです。橘アオイは本当に努力家でした。白川の「仲良しこよしではやっていけない」という言葉に火がついたすず子は、最後に義理と恩を感じている梅丸にそれを返すと宣言しますが、倒れてしまいました。すず子は頑張っていたので、大丈夫でしょうか。明日も楽しみですね。

このドラマで少女歌劇団について調べてみると、面白いことが分かりました。日本の三大少女歌劇団として、関西拠点の宝塚歌劇団(宝塚)、大阪松竹歌劇団(OSK)、東京拠点の松竹歌劇団(SKD)が知られています。これらの団体は戦前から戦後、昭和30年代まで多くの有名女優を輩出してきました。鈴子が入団したUSKは、おそらくOSKをモデルにしていると思われます。松竹は芸能興行界の中でも非常に重要な存在で、歌舞伎はほぼ100%松竹が興行を主導しており、演芸(お笑い)から映画製作・配給まで幅広く手掛けています。OSKはその中でも一つの部門であり、宝塚の成功に触発されて発足したと考えられます。宝塚は映画会社の東宝(東京宝塚)とも同じグループに所属しています。もし阪急の盟友(またはライバル)である五島慶太が設立した東映(東横映画)が加われば、東宝・松竹・東映の3つが日本の三大映画会社になることになるのですね。

鈴子が舞台に立つ動機づけが終わり、明日は予告にあった芸名の命名があって、芸名をつけるということは舞台デビューを果たすのでしょうか。定番のパターンだと、明日のラストでデビュー公演のシーンから数年後の公演シーンに時間が飛んで、いよいよ趣里スズ子の登場ですかね。朝ドラの子役の演技はいつも素晴らしいので、2週間ではなくもう少し観ていたいと思います。

梅丸少女歌劇団の単独公演が決まり、団員たちは盛り上がります。しかし、社長によればUSKは大和礼子に似ているとのことで、橘アオイの立場は厳しい現実のようです。

鈴子は頑張って3人の仲を取り持とうと努力するも、他の二人は掃除や洗濯を鈴子に押し付けて帰ったり、最後には「あんたは甘い」と責められる始末でした。鈴子は二人に宣戦布告してしまいますが、自主練習の無理が祟ったのか倒れてしまいます。白川さんと桜庭さんも少しは反省して、良い方向に向かってほしいですね。

「誰よりも下手でも、歌劇団への愛は誰にも負けない」という思いが、鈴子の原動力となり、花咲くことでしょう。林部長や大和さんも、その思いを見抜いているのでしょう。ただ、鈴子は頑張り過ぎたのかもしれませんね。「雨降って地固まる」という言葉通り、同期の仲が上手くいくといいですね。

らんまんロスからようやく立ち直りつつあるけど、このドラマは想像以上に面白いです。3人の友情やお互いのライバルとしての競争、これらの難しい境界線をうまく描いていると思います。鈴子の両親や近所のキャラクター(アホのおっちゃん、易者、寡黙な従業員など)も個性豊かで、脚本がとても良いです。

鈴子は、大和さんと直接話す機会を持ち、良い経験をしました。ただ、「この人もあなたみたいな劣等生だったのよ」と笑顔でさりげなく毒を吐く大和さんは、ちょっと怖いですね(笑)。

鈴子、頑張って!これまでの朝ドラの王道として、元気な女の子の成長物語が描かれています。直球な展開が久しぶりのような気がします。日常に溶け込む安心感、これがいいんですよね。

鈴子は大和さんからプロの心得を教わりました。大和さんからもらった紐、それは魔法の紐です。

3か月後、USKの単独公演が決定しました。しかし、同期の3人のうちデビューできるのは1人だけです。鈴子は2人に宣戦布告した後、突然倒れます。この出来事には本当に驚きました。

主人公は人情も情熱も厚いですが、他人に非常識な行動をとることはありません。そのため、彼女に寄り添うことはとても安心できます。鈴子ちゃん、頑張ってください!

鈴子ちゃん、頑張りすぎたね。少し休んでまた頑張ってほしい。でも、ひとりでデビューは難しいかもしれないね。それより、オープニングの絵が気持ち悪い。よくわからない目や左右に出てくる変なおばさんの顔など、朝からあんなの見たくない。うちの家族はあれが始まると画面を見ないようにしています。変えてくれないかな。

白川さんと花子とアン醍醐さんが重なって見え、醍醐さんも花子に掃除を押し付けているように見えました。予想では白川さんは六郎くんと結婚すると思いますが、当たるかどうかはわかりません。

朝から元気になるドラマで、毎日楽しみです。関西の義理と人情のパワーが面白くて良いですね。話は面白そうで、これからも見ると思いますが、朝からこのリズムのオープニングの歌は少し違和感がありますね。

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