連続テレビ小説「ブギウギ」。戦後の時代を舞台に、1月11日に放送された第70話で、趣里が演じるスズ子が長らくの間ぶりにステージに立ち、情熱的に歌を歌うシーンが描かれた。その一方で、劇中のりつ子役を演じる菊地凛子が、観客席の片隅からスズ子の歌を静かに見守る様子が、視聴者の関心を集めている。特に、りつ子のキャラクターに起きた“変化”が話題となっている。
茨田さんの表情が、ずいぶんと柔和になったように感じます。
戦時中は多くの制限のもとで、りつ子さんもスズ子も、自分の思い描く歌を自由に届けることができませんでした。これからは二人の魂がこもった歌声を、心待ちにしていた観客の皆さんに存分に聞かせて差し上げてください。
また、羽鳥先生、無事にお帰りになり、本当に良かったです!
終戦から3ヶ月が経ち、羽鳥先生は上海での拘束から解放され、りつ子さんは戦争のトラウマから解放され、スズ子は狭い枠組みから解放されました。愛助は結核の療養を経て、復学し外出の自由を得ました。小夜ちゃんは、ジャガイモをたらふく食べることができ、食事制限からの解放を実感しています。
スズ子がりつ子さんと初めて会ったとき、りつ子さんの顔を「お芋さんみたい」と表現し、スズ子が怒る場面が印象深かったですが、今となってはじゃがいもからの解放も、ひとつの自由ですね。今、とてもじゃがバターが食べたくなっています。
スズ子のステージは予想どおり素晴らしかったですが、りつ子さんの変わった表情がとても印象的でした。スズ子の純粋で明るい性格が、りつ子さんの心の縛りを解いたのでしょう。さらに、羽鳥先生が無事帰還され、その喜びもひとしおでした。戦災で荒れた世の中で、歌の力が人々の心を明るく照らす希望の光を感じました。しかし、小夜ちゃんと米兵の意外な関係が今後どう展開するのか、気になりますね。
初回では、スズ子がりつ子さんに子守りを頼むシーンがありました。互いに馴れ合わないものの、確固たる信頼関係が見て取れました。しかし、これまでの道のりでは、りつ子さんはスズ子にとって一歩先を行く先輩で、スズ子が「自由に歌えない」と悩むシーンでは、りつ子さんが「歯を食いしばってでも歌うのよ」と励ましていました。
しかし今回、スズ子の「これからは私たちの歌で生き抜いていこう」「上手くやれるかは置いておいて、私は好きに歌う!」という言葉が、りつ子さんに歌への意義を再認識させました。スズ子とりつ子が対等な関係になった瞬間を見たように思います。
母の重病の知らせを受けてもステージに立ち、弟の六郎を失った悲しみを乗り越えて歌い続けたりつ子さん。このドラマは、歌が人を成長させ、人間関係を育む様子を見事に描いています。
りつ子さんはかつて、スズ子の歌や踊りを「下品」と見下していましたが、スズ子の一生懸命な姿勢から学び、また特攻隊に歌を捧げる経験を通じて、他人を受け入れる「度量」が大きくなったのでしょう。りつ子さんとスズ子の合同コンサートでは、チズ夫妻が不在でした。もしかして…。明日の「ブギウギ」では、楽団メンバーや小夜が遅刻や早退を繰り返し、不協和音が生じるようです。その原因は何なのでしょうか。もしかすると、賃金の未払いが関係しているのかもしれませんね。
茨田さんの柔らかな表情は新鮮で素敵でした。これからも市民に娯楽と勇気を提供してほしいですね。
りつ子さんの笑顔が見られる日を心待ちにしていました。素敵な笑顔ですね。これからも、彼女の笑顔を見られることを願っています。
楽屋での会話に参加する前から、りつ子さんの変わった表情が分かりました。女優さんの演技力には感心します。
茨田さんの演技は素晴らしかったです。菊地凛子さん、そして草彅さん演じる羽鳥先生がいるからこそ、ドラマに引き付けられます。「大空の弟」のエピソードがクライマックスを迎えた後、恋愛パートが始まって以降、ドラマの面白さが薄れてきました。小夜のストーリーもこれ以上広がらないことを望みます。少し不快に感じています。
最後のシーンで屋台が登場し、「おでん屋のおじさん」が再登場するかと思いました。
淡谷のりこさんは、認めた人にはとても優しいそうですが、中途半端な人には厳しく接するとか。
淡谷のりこさんよりも菊地凛子さんの方が歌が上手いと感じます。同様に、笠置シヅ子さんよりも趣里さんの方が歌がうまいですね。
聴かせる茨田りつ子、観客を巻き込んで見せる福来スズ子…、二人の歌姫はそれぞれに魅力があります。
史実と関係なく、茨田さんの演技は素晴らしかったです。彼女の微笑みは本当に美しい。
小夜ちゃんがシングルマザーになるかもしれないという予感がしています…。
コメント