朝ドラ「らんまん」万太郎、峰屋の当主としての役割と植物学への欲求と竹雄

万太郎は、峰屋の当主としての立ち位置と、植物学への欲求のはざまで悩んでいました。竹雄は、複雑な心境を見守りながら、「子どものころ、わしが2度とそばを離れんと誓うたがは、あんただからやき」と訴えました。万太郎は、その思いを受けとめながら、当主としての役割を果たせないことに悔しさを感じました。

最後、切ない気持ちになりました。万太郎が自覚を持って当主としての役割を果たすことを決意し、東京は遠すぎると感じて佐川に戻りました。その瞬間、寿恵子さんが後を追ってきて、笑顔でお土産を渡してくれました。万太郎は再び佐川へ帰ることになり、竹雄の当主としての自覚を促す言葉を受け入れ、徐々にその思いを受け止めていったように見えました。今後の展開はどうなるでしょうか。東京で食べた牛鍋もとても美味しかったです。傍にいたお客さんたちが博覧会の話をしていて、峰屋のお酒を褒めていたとき、万太郎も竹雄もとても嬉しそうでした。

万太郎は植物に関する話題になると真っ直ぐな目線で一点集中しますが、今日は竹雄が真っ直ぐで熱く物を言ってきたため、目線がブレブレになってしまいました。神木君と志尊君の演技は良かったですし、周りの目を気にせず本能を出しまくっていたのも印象的でした。竹雄にツッ込まれてしまいましたが(笑)。

万太郎は、商家の子弟など同年代で同階層の友達が全くいないようです。唯一、医者の息子の寛太くんぐらいです。それで、竹雄が万太郎の“気のおけない友達”を兼ねることになりましたが、使用人は使用人であり、万太郎の家から給金をもらう立場です。そこで竹雄はジレンマを抱えています。万太郎はそれを理解しているようで理解していないようです。

放送開始前、牧野富太郎博士のドラマは良いけど、『植木等物語』や『TAROの塔』みたいな、4~6話ぐらいの尺の方が良いと思いました。『天真らんまん』は小3程度までの子供なら無条件に可愛がられます。女性ならJKぐらいまではポジティブに受け止めてもらえます。しかし、大人の、特に男性の『天真らんまん』は現実にはキツいですよ。本人は違っても、周囲がキツい。一人の『天真らんまん』のために、大勢の苦労が増えます。脚本と神木さんの演技マジックでどう朝ドラとして成立させるかは心配ですが、楽しみでもあります。

できれば、あんなに気苦労ばかりかけている竹雄にもカルメ焼きを買ってあげてほしかったけど、寿恵子さんがもう一つお土産に持ってきてくれたので、自分で買った方を分けてあげているといいな。

「竹雄くん、お見事でした!」「竹雄の言うことは正しい。でも、万太郎の人生の選択も認めてあげたい。」と思いながら、両立させる道がきっとあるはずと見守りました。

お尋ねしたいのですが、高知県の方にお聞きします。 神木くんや志尊くんは、土佐弁を上手に話せるのでしょうか? 私は兵庫県出身で、わかりませんが、楽しく観賞しています。 ちなみに、福山さんの竜馬役はどうでしたか?

すべてが尊く切ない! しかし、東京の大学で先生に会い、2人で抱擁するシーンは泣けます。大好きなシーンの1つです!

竹雄は「万太郎ではなく峰屋の当主に仕えている」と言いますが、「万太郎だからそばにいる」とも言います。万太郎も、この矛盾をもっと理解してほしいと思っています。

志尊くんの演技がとても素晴らしいと思います。逆に浜辺さんはなぜか苦手なんですよね…。まいあがれは脱落しましたが、らんまんはどうなんでしょうか?

聞き取れなかった部分で、「あんただからやき」と言っていたはずですが、「やき」は「だから」という意味です。

私はらんまんが大好きです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました