朝ドラ「らんまん」あさイチ朝ドラ受けが楽しい!博多華丸は、「ハハ~っという感じでしたね」

らんまん

博多華丸は、「ハハ~っという感じでしたね」と朝ドラ受けした。大吉は、「おばあちゃんの言葉、おっしゃる通りだし、たんかもカッコ良かった」と応じた。鈴木奈穂子アナウンサーは、「カッコ良かったですね~。あさイチ(GWで)今日までなんです。今週はね。来週、どうなるか」と話していました。

久しぶりに思い出した種類の感動。これは何だろう?そして、気づいた。廃れつつある日本の文化だと。

今回は、豪商のお婆さん主人の叱りでしたが、そのまま一農民のお婆さんに置き換えても通用する時代が最近まであったのです。

一本筋の通ったお年寄りの叱責は、相手が誰であろうと成立せざるを得ない不文律です。身分や業種に関係なく受け入れられます。

受ける側にも分別があったということです。

これは、核家族化が広まる前の価値観であると思われます。当時は3代が同居し、家族は常に家庭内の権威を認めていました。年寄りが生活の中心にいなくても、家族内での叱りが非常に重要なものであったのです。

このような環境で育った人々は、財を成しても地位を築いても、叱りの価値をよく理解していると言えます。また、叱る側も本気で叱る(オコる・イカるではない)ので、胸に響くものがあります。

しかし、現代日本社会ではこのような価値観はほぼ消えてしまいました。今では、子供は国の宝、国の未来と考えられ、みんなで育てることが重要視されています。しかし、社会保障やインフラの整備とは異なり、松坂慶子の『喝!』には深い意味が込められています。

大女将として、祖母として、気持ちの良いスカッとする啖呵でした。自分的には、和歌子さんの「女の私は逮捕されない、これも差別、だから自分のできることをやる(要約)」が一番心に響きました。この15分は、ものすごく濃いドラマだと思います。

松坂慶子さんが演じるおばあちゃん役はカッコよかったですが、次はおばあちゃんが捕まらないかと冷や冷やしました。 実際には、当時の警官にあんなことを言ったら即座に逮捕されていたでしょうね。

逸馬は万太郎をかばうために、必死になって戦った。その勇気と決断力により、逸馬は真の男気を見せた。彼は自分自身の安全よりも仲間の安全を優先し、その行動は周りの人々に感銘を与えた。彼の行動の結果、万太郎は無実であることが明らかになり、釈放された。逸馬の行動は、常に正しいことを選ぶことがどのような影響を与えるかを示す良い例である。

タキの警官に対する啖呵で、気分がスッキリした。 また、万太郎への言葉も含蓄があるものだった。

なぜ松坂慶子さんの関係者の主人公は『国家反逆罪』ですぐに捕まってしまうのだろうか…?

大吉先生は「あとは和歌子姐さんに任せるしかないよね」と言った。 確かにそうだよな…。。

松坂慶子さんは安定感や重厚感がありますね。ドラマがビシッとまとまります。さすがの大女優です。

年齢とともに演じる役柄が変わってきました。ジブリの猫宅おそらくさんのようにどっしりとしていたり、ナウシカのババ様のような存在感があります。若い人は知らないかもしれませんが、かつては「愛の水中花」を歌い、バニーガールの衣装で世の男性たちを魅了していました。あれから40年が経ちますが、今もなおオーラは色褪せていません。

今や朝ドラに欠かせない名女優に成長した女性は、ステッキを持ちバニーガールに扮して『愛の水中花』を歌っていた時から、その芸術的才能が窺えました。年を重ねた今でも、お身体全体から醸し出される芸幅に圧倒されます。

また、孫をかばう強い口調で警察に噛みつく祖母役の松坂慶子さんの演技には涙が止まりませんでした。かっこよかったです。

この方は、ウルトラ警備隊員を口から放った光線で一撃で撃退したことでも有名です。明治の警官たちをも凌駕する存在ですね。

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