朝ドラ「らんまん」キツネノカミソリは逸馬のことで、神木隆之介さんの演技がまた光ってました

万太郎は植物学の道に進むため、東京に行かせてほしいと話す。「わしのことは勘当してください」とタキに伝え「どうせわしは、体が弱かった。生まれてこん方がよかった…」と言いかけたところで、タキは万太郎をビンタ。隣にいた綾も「バカ!人の思いを踏みにじるのだけはいかん!」と叱った。

部屋を出ていったタキを万太郎は追いかけ、説明する。恵まれた環境で育ったことに苦しんだ過去や、峰屋に生まれたからこそ「好きという才」ができたことに感謝する思いを伝えた。「わしにできることを果たしたい。母ちゃんがわしを生んでくれた。みんながわしを育ててくれた。わしは、何者かになりたいがよ」と率直な気持ちをタキに伝えた。

万太郎は歌にあるように、今を憎んでいないかもしれないが、植物学についても大きな心で見守ってきたタキに対しての言葉選びが最初は悪かったよね。家出する前もそうだったし。それにしても、歩いての道中は心労もあったため、タキさんは大変だったろう。

万太郎が植物学の道に進むため、東京に行くことを望んだ際に、タキは万太郎にビンタしてしまいました。その後、万太郎はタキに自分の想いを説明し、過去の苦しみや峰屋で育ったことに感謝していると伝えました。その言葉選びは最初は悪かったかもしれませんが、植物学についても大きな心で見守ってきたタキに対しての配慮が感じられました。

この回では、綾と万太郎の姉弟愛も感じられました。特に、万太郎が姉に対しての言葉選びには、彼女への配慮や尊敬が感じられ、改めて二人の仲の良さが印象的でした。

また、タキの孫たちへの愛情にも心打たれました。彼女は警察に対しても毅然としており、綾が好きな人のことまで気にかけている、素晴らしいおばあちゃんだと思いました。

そして、神木隆之介さんの演技にも感動しました。牧野万太郎を演じる彼の言霊や魂のこもった演技に引き込まれ、その横顔を記憶に刻んでしまいました。彼が今後どのような役柄を演じるのか、ますます楽しみになりました。

万太郎が姉・綾と結婚できない理由をタキさんに説明する際、彼の言葉選びは姉への配慮と尊敬を忘れず、とても良かったです。この回で再び、ふたりの姉弟愛を感じました。

また、今週の題「キツネノカミソリ」は逸馬のことを例えたものだったんですね。彼の無事を祈ります。

神木くんは、「風のガーデン」で中井貴一の息子、黒木メイサの弟役で出演していたことが忘れられません。 その俳優は知的障害を持つ難しい役柄を見事に演じており、その時以来私は彼のファンです。彼の演技力には本当に頼もしさを感じました。2008年のドラマだったから、彼は何歳だったんだろう?今では、彼は素晴らしい俳優に成長しました。今後も彼の活躍に期待しています。

神木隆之介は才能にあふれた俳優で、将来が楽しみです。今回は松坂慶子さんについて触れたいと思います。

私が忘れられないのは、青春の門でのタエ役です。とても瑞々しく眩しい演技は、今でも鮮明に覚えています。特に印象に残ったのは、伊吹重蔵が人々の命のために自己犠牲を払った場面です。タエが重蔵の忘れがたさを受け継ぎ、信介を命をかけて育てる心意気は、今回のタキにも受け継がれているように感じます。若い頃の松坂慶子さんが演じるタエを見る機会があれば、ぜひ見てください。素晴らしいです。

そして、年齢を重ねて今回のタキ役を演じた松坂慶子さんは、見事な俳優になりましたね。私も松坂慶子さんと同じ志のファンです。

植物学に挑戦することは、様々な覚悟が必要であり、峰屋で育ててくれたおかげで好きなままでいられたという万太郎の言葉に、タキさんへの感謝と愛情を感じました。何者かになるためには捨てざるを得ないこともあるけれど、万太郎も綾も前向きで印象的でした。タキさんにも受け入れてもらえたらいいなぁと思います。

「全てを持つことは出来ない」という言葉から、「勘当してください」という万太郎の言葉が出たのかもしれませんね。植物学に進むためには、峰屋を退く必要があるため、ここにはいられません。でも、「生まれて来なければ良かった」とは言ってはいけませんよ!

子供が自らの命を心から祝福しているという告白は、親にとって何よりも嬉しいものです!

神木くんの息ピッタリの演技は素晴らしいと思います。今後も東京行きは一筋縄ではいかないような描かれ方になると予想されますが、無事に進んでいってほしいですね。

先日深夜に学校から委託契約の弁護士を演じたドラマが再放送されました。最終回のいじめ問題で、父兄に向けた長い台詞シーンは圧巻でした。神木さんは今後も楽しみな役者さんです。

神木隆之介さん、立派になって嬉しいですね。息子と同い年なので、ずっと成長を応援してきました。朝ドラの主役に抜擢されたこと、これからも楽しみにしています。引き続き応援しています。

私はこれまで神木くんをtoo young to dieでの面白い演技や君の名はでの声優イメージしか知りませんでしたが、今日は牧野万太郎の化身かと見紛うような役者の演技に引き込まれました。彼はすごい言霊を吐き出し、魂を込めて演じていました。あの横顔を記憶に刻んでおきたいと思います。明日は子供の日ですが、私たちは誰もが生まれたことを幸せに思える日にしたいと思います。

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