朝ドラ「らんまん」モデルの牧野富太郎も台湾に入り・・・治安・衛生状態が悪く、病気になったとしても不思議ではない

NHK連続テレビ小説「らんまん」は、28日から第22週「オーギョーチ」に入ります。

次週予告。万太郎(神木隆之介)は、教授になった徳永(田中哲司)に助手として迎えられ、7年ぶりに植物学教室に復帰します。そして、学術調査団の一員として台湾に派遣されることになります。

岩崎弥之助が提案した「菊くらべ」とは、一等の菊を500円で買い上げ、大隈重信に進呈することでした。当時の500円は現在の貨幣価値に換算すると約1,000万円に相当します。岩崎家(三菱)が政商として発展する機会を作った政治家の一人が大隈であったことから、両者の関係は非常に密接でした。

実は大隈侯は自宅のある早稲田の庭園に菜園や温室を作り、バラ、ラン、キク、メロンなど、様々な植物を栽培するほどの大の園芸好きでした。特にキクには800種近くを栽培し、それらを交配させて新しい品種を作るほどの熱意を持っていました。花が咲く秋には多くの客を招き、観菊会を催し、非常に賑わいました。この場所が現在の大隈庭園です。

植物が取り持つ見えない糸と縁によって、岩崎、大隈、万太郎の3人の関係がありました。この物語は、脚本家の見事な構成と歴史認識によって、流石だなと感心しました。

来週の予告を見ると、馬琴好きの寿恵子が中心となって話術で稼ぐようです。

八犬伝に絡めて、植物図編発刊の意義を語り、万太郎を応援する寿恵子が描かれました。しかし、料亭で人気者になるアイテムとしても活用するのでしょうか。

脚本は隅々まで行き渡っていて、痛快です。

当時の台湾はそんなに治安が悪かったのでしょうか? それとも、外国人は自衛することになっていたのでしょうか?

陸軍大佐とは、「菊くらべ」のときに壽惠子の菊にケチをつけ、女将にたしなめられた不機嫌そうな人物でしょうか?

台湾行きがなぜ決まったのかはわかりませんが、東大での万太郎の初仕事になりそうです。来週が楽しみです!

台湾は、現在では日本にとって有益な存在であるが、当時は治安も悪く、衛生面でも問題があったようだ。最近はマダニのニュースがよく流れているが、ドラマの万太郎はあんなに草むらに入っていても大丈夫だったのだろうか。

また、新しい話は25話しかないのかと思うと寂しい限りである。

モデルの牧野富太郎は、1896年10月に植物調査団として台湾に入り、約2カ月間、基隆から高雄まで台湾を縦断して植物の調査や採集を行ったとされる。しかし、日清戦争によって台湾は日本領となり、実際には台湾原住民の調査であったことが明白である。治安・衛生状態が悪く、牧野が病気になったとしても不思議ではない。

うわぁー、そうか残り5週か・・例年ならお盆休みが明けると「そろそろ、4月から始まった朝ドラは風呂敷たたみ体勢だな」となるんだけど、今年はいつまでもダラダラ暑いのでまだ実感がわからない。

万次郎と彼の世界をずっと観ていたい。実際に彼の家に住んでいるかのように感じるくらいに。でもドクダミ長屋は嫌だな。巳佐登に住み込みで働くことを考えようかな。年齢制限はあるのかな。

・・・冗談はさておき、物語としてはどこで「完」になるのでしょうね。実在の牧野富太郎博士は九十四歳という長寿でしたが、「永遠の少年」神木隆之介さんのその年齢までの老けメイクはなんかコントになりそうだし・・今は、寿恵ちゃんとのお別れがどんな形で描かれるかが一番心配です。

台湾征伐の日本軍も台湾大陸の風土病みたいな、赤痢やマラリアで倒れて命を落とす兵士達が多かったそうです。

あと5週間で終わってしまうと知っているけど、文字にされると寂しさが込み上げてきます。

寿恵子が料亭の人気仲居になることによって、500円は返済できそうで、そのうち長屋も出るかもしれず、たくさんのおひねりをもらって家を建てられるかもしれません。

一方、万太郎は長寿ですが、寿恵子には後5週間で逝ってしまう運命が待ち受けています。悲しいことですが、史実を変えることはできません。

また、スエちゃんが八犬伝で儲けていたとの噂があり、楽しみです。

当時の台湾には反日勢力が存在しており、ピストルが必要な状況もあったようですが、その購入に必要なお金があるかは不明です。

あまちゃんキャストの出演については、若政宗に続いて登場するのか、勝地涼が出演するのかはわかりませんが、もし出演するなら大爆笑すること間違いなしです。

残り5週間については、書くのを避けた方が良いかもしれません。なんか、辛くなってきます。

波多野藤丸の二級上の先輩である新沼謙治似の人物も再登場するようですね。

とにかく、寿恵子以外の登場人物たちは死なないので、安心して見ていてください。

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