朝ドラ「らんまん」役者の演技、史実も尊重しながらのドラマにした脚本が最終回まで優秀でした

連続テレビ小説『らんまん』では、病気の妻のために図鑑を完成させる万太郎と、彼らの家族の楽しい時間が描かれます。図鑑が完成し、寿恵子の名前を冠した新種の植物が加えられます。最終回では、万太郎が日本中の植物を探しに旅立ちます。視聴者からは感動と称賛の声が上がり、関連ワードがトレンド入りするなど盛り上がりを見せました。

このドラマの制作に関わった全ての方々に感謝します。寿恵子が「日本中の植物が載っている図鑑があったら見てみたい」と言った時、自分の名前がその図鑑の最後に記載されるとは思ってもみなかったでしょう。長い年月の末に完成した図鑑は、二人の歩みと愛の結晶であり、ふさわしい最終ページとなりました。一人の少年の植物愛が絶えることなく、伴侶と共に走り抜けた姿は、多くの感動を与えました。稀代の名作に出会えて幸せでした。

役者さんたちの演技はもちろん、脚本や演出も素晴らしかったですね。牧野富太郎をモデルにしながらも、槙野万太郎の物語として描かれ、朝ドラらしい爽やかな雰囲気になりました。浜辺美波さんが寿恵子役を演じたことで、彼女の知名度や印象を超える素晴らしい女優さんだと感じました。今後の彼女の飛躍に期待です。

NHK朝ドラ史上最高だった!シナリオは精緻に検証され、史実に近いが、あくまでもドラマとして、見る人に感動を与えるために素晴らしい仕事がされました。このような歴史的な時代の中で実在する人物をドラマ化するのは、予めの史実のエッセンスを頼りに、繋がりを重視し、なぜそのような行動や言動をしたのか、そういった判断を見事に構築したものです。実在した「牧野富太郎」のイメージを視聴者に与えることができ、NHKの朝ドラとして長く良い印象を残しました。関係者には「感動をありがとう」と感謝したいです。

「優劣をつけるつもりはないけれど、覚えている限りでは最高の終わり方でした。録画しているのでまた観ます。歌もリンクしすぎで、スエコザサのシーンを思い出して、昼も目が潤みました。万太郎は多くの人から愛されていたことがわかりました。この物語の結末は素晴らしかったです!この先の展開がないのは寂しいですが、満足感は半端ありません。」

最後のお二人だけのシーンで、普段の劇伴でもお二人の熱演で泣けるのに、そのシーンに合わせて流れるあいみょんのフルバージョン「愛の花」は、歌詞と台詞が幾重にもリンクして心を震わせました。今までは主題歌バージョンで、カットされた部分が多かったため、曲の素晴らしさについてはあまり感想を持っていませんでしたが、改めて曲だけをフルで聴いてみたら、映像がなくても泣ける名曲だと感じました。名曲と名演技が相乗効果を生み出し、朝ドラ史に残る素晴らしい最終回でした。演者の皆さん、スタッフの皆さん、半年間(撮影期間はもっとでしょうか?)お疲れさまでした。ありがとうございました。

このドラマは本当に素晴らしいものでした!私がこれまで見てきたドラマの中で一番大好きです。役者、脚本、演出、音楽、全てが最高です。いつも録画して後から観ていましたが、今回はネタバレを避けるためにリアルタイムで観ました。仕事に行く前だというのに大号泣しました。仕事中のお昼の再放送でも涙ぐんでしまいました。最終回でのタイトル回収も見事でした。『らんまん』に出会えて幸せです。セリフや仕草ひとつひとつが素晴らしく、総集編では足りません。完全に『らんまん』ロスで、1話から見直したいです!

ドラマ『らんまん』最終回では、園子ちゃんが再び登場し、彼女が見つけた花の名前「ひめすみれ」が植物園に永久に伝えられることが描かれました。万太郎は新婚時代から壽恵子の美しい寝顔に感動し、その時の壽恵子を思い出すきっかけとなる新種の笹「スエコザサ」を発見しました。この図鑑の最後のページに追加されたのも、ふたりの愛情による奇跡だと思います。

朝から泣きたいのを我慢して出勤したけど、今日はすえちゃんと万ちゃんのことで頭がいっぱいだった。帰宅して録画を見て、わんわん泣いてしまいました。こんなに心に響く朝ドラは記憶にありません。浜辺さんと神木さんに魅せられた素晴らしい作品でした。

ラストシーンを見てから、昭和三十三年の千鶴さん(松坂慶子さん)が藤平紀子さんに語っていた「危篤になってからもうわ言で“バイカオウレンは咲いたか・・”って」や書斎の遺品を映したカットの、胴乱と茶色のボーラー・ハットを思い出すと二度三度泣ける、という(泣)生きている寿恵ちゃんと抱擁し合って終わり、本当の永訣は描かなかったのも良かったですが、そんな中、「初めて酒をうまいと思った」蔵元の長男としてつくづくとんでもない万太郎が『輝峰』でカエルにならず木にも登らなかったこと、ヤング千鶴ちゃん「毎日でも飲みたいです!」が微笑ませてくれました!やっぱり約三十年後に松坂慶子さんになるだけのことはある、峰屋女当主タキばあちゃんのDNA!

らんまんが終わってしまいました。浜辺さんの演技は素晴らしく、寿恵ちゃんは満太郎を支え続け、ふたりで成し遂げた植物学の図鑑が完成しました。最終回では、2人が満面の笑顔で図鑑を見つめる姿に感動しました。寿恵ちゃんの涙にも胸が熱くなりました。史実とは異なる部分もあるかもしれませんが、それは人間のドラマとして受け入れられると思います。満太郎は昔から植物に魅了され、山に向かう時は蝶ネクタイを身につけて会いに行くというスタイルでした。時代ごとに偉大な人々がいて、私たちの道案内をしてくれたのだと感じます。美空ひばりさんは戦後を明るく照らし続け、昭和が終わってこの世を去りました。

最終回のラストシーンは心に残りました。主人公が私たち視聴者に問いかける「あなたは誰ですか?」という言葉に、作家のメッセージを強く感じました。主人公は始めて出会う植物に何度も問いかけ、植物もヒトもそれぞれの場所で懸命に生きていることを描きました。このドラマは素晴らしいものでした。寿恵子の死を最終回に持ってくるかどうか不安でしたが、結局彼女は生き残りました。この結末によって、主人公と寿恵子の物語はより深く感動的なものとなりました。

例えば、寿恵子の死を直接表現せずに、万太郎が嗚咽しながら号泣する姿で終わるという、後味の良くないバッドエンドを描くことで、朝ドラ史上最悪の作品にするとか(笑)。しかし、実際には感動しました。寿恵子の死を直接描かずにエンディングにつなげる手法は見事であり、途中から涙が止まりませんでした。

普段は自室にいる時間なのに、今日はたまたまリビングで見ていたので、イイ歳こいたジジイがクチビル振るわせ涙をこらえている姿をカミさんに晒したのが、一生の不覚でした。

寿恵子が亡くなるシーン、描くのか、それとも最近よくある定番の描かずナレーションにて、のパターンかと思いきや、こう来るか!と驚きました。また、「私が居なくなっても植物採集に行ってね、私はそこに居ますから」とのフリもありました。実際に植物採集に行くと、そこに若くて元気な寿恵子の姿が。これによって、万太郎一人と心配していた視聴者の気持ちにも寄り添い、また、今まで家を守ることから同行できなかった万太郎との採取旅行にもこれからはいつも行けるようになり、良かったねと視聴者の共感も得られる結末となりました。まったく、お見逸れ致しました、というフィナーレでした。

「万ちゃんこそ、私の太陽でした」。この台詞はスエちゃんのセリフですが、浜辺美波さんから神木隆之介さんへ向けた心からの言葉だと思います。天真爛漫な明るさに、現場で毎日癒やされていたのではないでしょうか。お二人はとても相性が良かったです。

このドラマは期待以上の良作でした。モデルの博士は私生活がかなり厳しかったと聞いていたのですが、最終話は特にきれいにまとめられていましたし、寿恵子さんの最後のセリフも素晴らしかったです。ただ、フィールドワークのシーンで万さんに声をかけた人が華大さんのどちらかだったらもっと良かったと思いました。次作の『ブギウギ』も楽しみですが、『らんまん』の総集編を早く観たいです。

『らんまん』は終了しましたが、皆で今日見たらんまんへの感想をコメントし合うことも醍醐味となりました。このドラマは最終回を迎えましたが、皆の考えや見方を知ることで、思いを巡らせる良い時間を過ごすことができました。

図鑑の謝辞の最後には『空ヘト還ッタ我ガ娘ノ園子ニ…』と記載されており、園ちゃんへの思いが溢れています。最後のページには寿恵ちゃんの名前が入った新種の笹が載っています。寿恵ちゃんが「私がいなくなったら…」と話し始めた時、万太郎は辛そうな表情で涙を流していますが、寿恵ちゃんは優しく声をかけます。「いつまでも泣いてちゃ駄目ですからね。」「万太郎さんと草花だけ(考えて)」と。最後のシーンでは、万太郎が野山に出かけた先で寿恵ちゃんを見つけ、彼女は嬉しそうに微笑んでいます。美しい終わり方でした。

こんな美しいエンディングで、朝から涙が止まらなくて困りました。寿恵ちゃんの言葉ひとつひとつが万ちゃんとともに視聴者全員に染み込んできました。浜辺美波さんはこんなに素晴らしい女優さんだったのですね。今夜は届いたメモリアルブックに浸ります。らんまん、ありがとう!

朝ドラ最終回で泣いたのは、マッサンとあさが来たに続いて3回目でした。セリフの「私はそこにいますから」と森の中での邂逅シーンが素晴らしくて、まだ余韻が抜けません。

このドラマは本当に良かったです。万太郎の自分勝手な一面は嫌いでしたが、脇役のキャラクターたちが素晴らしかったです。悪人が一人も登場しなかったのも良かったですね。浜辺美波さんの可憐さも含めて、清々しいドラマでした。彼女の演技の上手さは全国的に認められるようになりましたね。

一番良かったのは、誰一人として臨終のシーンがなかったことです。朝から人の死ぬシーンを見たくないので、その点が一番良かったです。

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