朝ドラ「らんまん」当時の200円の価値は?六平直政さんも寿恵子に丸め込まれ・・・

第97話では、槙野家を訪ねたのは借金取りである磯部(六平直政)だった。万太郎(神木隆之介)の研究費で借金が膨らんでいたためだ。寿恵子(浜辺美波)が磯部と向き合い、万太郎、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)は待ち伏せる。一方、田邊教授(要潤)は森有礼(橋本さとし)の暗殺に心を痛めていた。

万太郎が「我が家の軍師は、寿恵ちゃんじゃ」と述べた通り、寿恵子が磯部に立ち向かった。

磯部から借りた200円は、すでに返済期日を過ぎていた。この日、寿恵子が支払えるのは2円50銭だけだった。石版印刷機は売らない。

磯部は「もっと売れそうなものがあったな。奥さん売り飛ばしてやろうか」と言った。すると寿恵子は磯部を突き倒し、「たかが200円の端金。あー、小せえ、小せえ。知らざあ、言って聞かせやしょう。この家の主が正体。この世に雑草という草はなし。植物学者、槙野万太郎たぁ、この主のこと」と言ってドヤ顔をした。磯部は「こりゃ、白浪五人男ですか。変わった奥方だ」と大笑いした。

寿恵子は「商売」の話を始めた。万太郎の図鑑は1冊20銭×300冊で、実際の収入は60円だった。磯部は「自腹じゃなきゃ、もっと儲かるんじゃねぇか」と言った。そして、寿恵子が心酔していた「里見八犬伝」の滝沢馬琴は、版元の蔦屋重三郎と組んで、一体いくら稼いだかを話した。

最後に、寿恵子は新たに200円の投資を持ち掛けた。返済期日は1年後で、版元が見つかり部数が増えたら、謝辞に磯部の名前を入れると約束した。

磯部は寿恵子に丸め込まれ、「買わされちまった。べらぼーめ!」と大笑いしながら長屋を後にした。

このドラマは本当に面白いです。 脚本の濃淡のバランスが適度で、暗い場面と明るい場面があり、季節の中で植物が耐えたり、成長したりするような感覚を味わえます。 また、今日のような軽いテイストもとても良いです。 視聴率が伸びないのは、途中から入りにくいからでしょうか? 主役だけでなく、脇役まで素晴らしいキャストで、毎朝楽しませてもらっています。

槙野家の軍師は寿恵子さんでしたね。万太郎さんは隠れて簡単な金策を考えていると、「ワシの悪い癖じゃ」と言ったところ、藤丸君が「癖じゃ」とすかさず笑いました。

寿恵子さんは新たな融資を得るために子供まで驚くような提案をしましたが、泣きつくどころか成功しましたね。磯部さんも途中から嬉しそうに寿恵子さんの話を聞いて引き込まれていました。やっぱり寿恵子さんは共同経営者で、万太郎さんが技術面を、寿恵子さんが財務面を担当しているようです。営業や企画も、版元を探すことも、万太郎さんより寿恵子さんがやればいいのにと思いました。

「万太郎さん、終わりましたよ」というサラッとした言葉に、頼もしさを感じました。借金取りや質屋さんも懐柔してしまう寿恵子さん、すごかったですね。

明日も楽しみです。

今日は、何と言っても寿惠子さんの見事な交渉術が素晴らしかったですね。彼女は、大好きな馬琴先生を引き合いに出し、緩急剛柔を使い分けた交渉で、借金返済を待ってもらうどころか、200円の更なる借金を投資という形で勝ち取りました。

ああ、本当に頼もしいです!次の急務は、図譜を大量出版できる良い版元を見つけることですね。こちらも寿惠子さんの方が得意そうです。

あー、これはダメなパターンだ。お金を使用するのは万太郎なのに、その万太郎がどのくらいの借金があって、どのくらい質屋に物を預けているのか何にも知らない。すえちゃんが凄いことは認めますが、逆に言うと追い詰められてどうしようもなくなった時でないと万太郎は気づけないパターン。そうなる前に好転するならいいんですけどね。佑一郎君はこれまでストーリーの流れが変わる節目で登場していますから、いい方向に変わることを期待しています。

寿恵子さんは、槙野家の軍師です。「知らざあ言って聞かせやしょう」と言い、強面の借金取りである磯部さんを丸め込み、返済を先延ばし、さらにはおそらく借り入れを増やしました。寿恵子さんと磯部さんの駆け引き中、番傘の影に隠れる子どもたちの表情が絶妙でした(番傘…白浪五人男を連想させます)。帰り際、呵々大笑いしながら磯部さんは「いや〜、この俺がしてやられたぜ。敵ながらあっぱれ、あっぱれ」と思っていることでしょう。

当日に200円を返済する際に、2円だけを置いておいて「これだけ」と言うのは面白いですね。絶対に返されないでしょう。せめて、もう少し200円に近い金額を用意してくれたらと思ったことでしょう、磯部さん。2円って。もっといいものがあるじゃないかと思って、磯部さんは寿恵子さんに抱きつこうとしましたが、簡単に吹き飛ばされました。すごく飛ばされました。面白かったです。磯部さん、力が弱いですね。こわもてなのに。寿恵子さんは力が強いのかな。その後、簡単に言いくるめられて、最後には図鑑まで買わされてしまいました。この取り立て屋さん、本当にすごかったですね。あんなに飛ばされたので、ちょっとは寿恵子さんの力に屈した部分もあったかもしれません。千歳が傘をさして、お母さんを見る姿が面白かったですね。一緒に戦っていたのでしょうか。

六平さんの金貸しは迫力があったね。寿恵子さんのしゃべり口調は歯切れが良かったね。また質屋の中尾さんは、とても素敵な方だったね。

佑一郎が帰って来て、少しは良い方向に向かうかもしれないけど、万太郎さんは貧乏だと言っても、一生お金に苦労することはなく、研究に没頭している。つまり、「利家とまつ」や「功名が辻」、「まんぷく」のような、良妻物語なんだよね。

普通の奥さんなら泣き出すところだが、寿恵子は本当に勇気がある。八犬伝を読破していて良かったね。借金取りにも言い負かす口がある。見た目と大きく異なる。つまり、万太郎が寿恵子を笹にたとえたのは、そういうわけだろうか?

やはり田辺教授の言う通り、教育を受けていれば、相当な人物になっていたでしょう。留学すれば、津田梅子と並ぶ人物になっていただろう。万太郎には勿体ないと思います。

ドラマで200円がどれくらいの価値があるか説明してほしかったですね。現実は明治22年も現在もこんなに甘くないと思うけど。

質屋のおじさん(小倉久寛さん)の語りも良かったです!「夢見通りの人々」って、小倉久寛さんの懐かしい映画のタイトルですよね。

浜辺さんのキリッとした表情が美しかったです。今日も、台風で蒸し暑い中、頑張りましょう!

毎回のことですが、改めて寿恵子さんの肝の据わり方には感心させられ、諧謔味さえ感じさせます。

本当に楽しいドラマですね。

借金取りを上手くかわせるのは、寿恵ちゃんがべっぴんさんだからというのが要因の一つだと思います。

版元蔦屋重三郎は再来年の大河ドラマ主人公になるそうですね。この人が滝沢馬琴の里見八犬伝を出版している蔦屋重三郎ですか。

おスエちゃんはすごいですね。かわいさで論理的なビジネスを語られたら、どんな商売相手も引き込まれてしまうでしょう。私も完全に引き込まれました。

あ~!も~!金貸しになって、お寿恵ちゃんにお金を貸したい!あの口上を直接聞きたい!観たい!体感したい!(@ ̄□ ̄@;)!!

借金取りを言いくるめる軍師、寿恵子さん! これは詐欺師の手口だよねw

明治23年の170円は、現代の約38.5万円に相当します。同様に、200円は約45万円、3000円は約675万円に相当します。寿恵子ちゃんは45万円も借りたのでしょうか?磯部(六平さん)は見事に軍師の罠にかかりました(笑)。

アメリカ帰りのモテモテ佑一郎くんがライオンキング風で再登場しました!

六平は一瞬、美波の身体に触れた。 「ずるいぞ、六平の役得だ。」

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